零ノ至港

主に政治・経済など思ったことを言うブログです!noteも書いております!http://note.com/japgijastis@japgijastis

(立憲・枝野幸男代表の著書) #枝野ビジョン が掲げる給付付き税額控除(負の所得税?)の解説と財源論


f:id:manahisataya:20210604192457j:image
(立憲・枝野幸男代表の著書)枝野ビジョンが掲げる給付付き税額控除(負の所得税?)の解説と財源論

立憲民主党の創設者であり、代表である枝野幸男氏は著書に「枝野ビジョン」を出版しました。枝野の著書には消費税減税や廃止よりも低所得者への給付を主張しています。

 

給付額については「健康で文化的な最低限度の生活ができる額の10%分給付」するとのことです。財源については所得税増税累進課税とありますが、具体性については触れていません。

 

果たして枝野幸男が主張する給付付き税額控除(負の取得税も?)を行うとどのような予測になるのでしょうか?

 

健康で文化的な最低限度の生活ができる額はどのくらいか?必要な財源額は?

最低生計費試算調査によると、男女や年齢、地域差はありますが、1人月25万円・年間300万円が健康で文化的な最低限度の生活ができる額として必要とのことです。もちろん税や保険料負担込みですので、負担が増えるとその分必要な支出が増えます。

 

夫婦暮らしでは年間400万円、小学生と幼稚園児が各1人の家庭では年間500万円、中学生と小学生が各1人の家庭では年間620万円、高校生と大学生が各1人ずついる家庭では年間720万円必要との試算が出ております。

 

世帯数や人口などを考慮して全員がこれら生活を実現できるか試算したところ、年間236~240兆円が必要となります。枝野ビジョンではその10%を所得税課税で賄うため、年間23.6~24兆円必要となります。

 

枝野ビジョンが掲げる給付付き税額控除は低所得者世帯で最大消費税27%減税効果あり

低所得世帯だけでなく、中間層にも実質的な消費税減税効果があります。

 

まず、消費税は世帯年収200万円以下の場合、平均で年間11万円の消費税を負担しています。1人世帯の場合は消費税27%分の減税という感じです。もちろん中間層にも恩恵を受け、人数と所得税増税次第ですが、実質的には消費税減税効果を受けます。

財源論について

立憲の枝野幸男代表は所得税を活用しての増税で約24兆円必要となります。高所得者中心での累進課税強化を掲げている一方で、支えあいという理由で低所得者(消費税とか)への課税を否定していません。困ったときはお互い様という感じですね。

 

世帯数5500万で総所得は300兆円となります。一律8%前後の課税が必要となります。

 

累進課税(年300万円以上に課税)案

この試算は最低限度に必要な年収300万円分には課税せず、新たに300万円より多い分に累進課税させる案です。


給付については、例えば年収400万円の人は新たに10万円課税するとしたら、年収1000万円の人は新たに97万円課税する計算となります。(給付額含めたらモデル次第では負担減少)

 

累進課税で行うと(一律なら年300万円以上分に15%課税)


年収300万円以上総額160.53兆円
10%5.94兆円
年収500万円以上総額101.13兆円
13%4.99兆円
年収700万円以上総額62.78兆円
17%5.13兆円
年収1000万円以上総額32.58兆円
22%4.81兆円
年収2000万円以上総額10.75兆円
28%3.01兆円

合計23.88兆円

となります。

 

負の所得税案と一律課税比較

年間30万円給付を条件に一律課税15%と累進課税した比較すると

 

世帯年収150万円の場合
一律課税→180万円
累進課税→180万円
負の所得税→168万円

 

世帯年収300万円の場合
一律課税→330万円
累進課税→330万円
負の所得税→306万円

 

世帯年収500万円の場合
一律課税→500万円
累進課税→510万円
負の所得税→490万円

 

世帯年収700万円の場合
一律課税→640万円
累進課税→684万円
負の所得税→664万円

 

世帯年収1000万円の場合
一律課税→895万円
累進課税→903万円
負の所得税→964万円

 

世帯年収2000万円の場合
一律課税→1750万円
累進課税→1713万円
負の所得税→1840万円

 

世帯年収5000万円の場合
一律課税→4325万円
累進課税→3873万円
負の所得税→4600万円

 

という感じです。
高所得世帯ほど負の所得税が有利で累進や一律課税は低所得世帯ほど有利の傾向です。

 

適切な改善案

以上のことから、極端に累進課税しても低所得者に負担を増やしても適切だとは言えません。枝野本人も「幅広い世帯に納得できるような税制にしないといけない」とのことでそれぞれミックスした案になるのではと思います。

 

立憲は「支え合う税制と所得税の累進強化」を掲げていますからね。

 

案としては
~年300万分4%(5.6兆円)
年300~700万分8%(8兆円)
年700~1000万分12%(3.6兆円)
年1000~2000万分16%(3.5兆円)
年2000万分~20%(3.5兆円)
合計財源確保額(24.2兆円)

という累進課税方式を導入して再分配すべきだと考えます。


この政策を行うと、(年30万円給付の場合)

手取り金額は

 

世帯年収150万円の場合
総計174万円

世帯年収300万円の場合
総計318万円

世帯年収500万円の場合
総計502万円

世帯年収700万円の場合
総計682万円

世帯年収1000万円の場合16 32 36 160 600
総計946万円

世帯年収2000万円の場合
総計1784万円

世帯年収5000万円の場合
総計4184万円

 

となります。
幅広い世帯に共感を得るためかつ、税率負担の公平性を考えると、これがベストだと推測します。

2021年7月1日現在の新型コロナウイルス感染状況予測

6月1日予測→現在→7月1日予測

全世界

感染者数1.73億人→1.71億人→1.85億人

死者数361万人→357万人→385万人

(新型コロナウイルスワクチン)

接種率10.5%→11%→15%

2回目6.5%→5.8%→9%

 

アメリ

感染者3450万人→3400万人→3500万人

死者数61万人→60.5万人→62万人 

接種率60%→51.5%→58%

2回目37%→42%→51%

実質的な集団免疫達成?

 

インド

感染者数2750万人→2810万人→3100万人

死者数33万人→33万人→42万人

接種率16%→12%→21%

2回目5%→3.3%→9%

 

ブラジル

感染者数1600万人→1650万人→1850万人

死者数47万人→46.5万人→52万人

接種率25%→22.3%→32%

2回目8%→11%→17%

 

フランス

感染者数610万人→570万人→600万人

死者数11.6万人→11万人→11.3万人

接種率30%→38.2%→55%

2回目16%→17%→32%

 

トルコ

感染者数550万人→525万人→550万人

死者数3.8万人→4万人→5万人 

接種率23%→20.5%→25%

2回目18%→15.5%→20%

 

ロシア

感染者数505万人→507万人→530万人

死者数10.5万人→10.7万人→11.5万人 

超過死者数はメキシコ並み

接種率15%→12%→16%

2回目11%→8.5%→12.5%

 

 

イギリス

感染者数450万人→448万人→468万人

死者数12.8万人→12.8万人→12.85万人

接種率55%→59%→66%

2回目15%→39%→54%

実質的な集団免疫達成?

 

イタリア

感染者数425万人→422万人→430万人

死者数12.6万人→12.6万人→13万人

接種率30%→39%→51%

2回目12%→20.5%→33%

 

ドイツ

感染者数380万人→368万人→385万人

死者数8.8万人→8.9万人→9.3万人

接種率37%→43.5%→53%

2回目13%→17.6%→30%

 

スペイン

感染者数370万人→365万人→380万人

死者数7.7万人→7.8万人→8.5万人

接種率42%→40%→53%

2回目12%→20%→35%

なかなか更新されないため実態は不明

 

アルゼンチン

感染者数340万人→375万人→410万人

死者数7.1万人→7.8万人→8.6万人 

接種率28%→21%→28%

2回目3%→6.8%→13%

 

コロンビア

感染者数320万人→340万人→370万人

死者数8万人→8.9万人→10.2万人

接種率9.5%→11.2%→18%

2回目6.5%→7%→10%

 

イラン

感染者数300万人→290万人→320万人

死者数8万人→8万人→8.3万人

接種率4.3%→4.3%→8.5%

2回目0%→0.6%→3%

 

ポーランド

感染者数280万人→287万人→290万人

死者数7.5万人→7.5万人→7.9万人

接種率38%→36%→47%

2回目12%→17%→29%

 

メキシコ

感染者数238万人→244万人→251万人

死者数22万人→22.3万人→23万人

接種率12%→16.6%→22.1%

2回目9%→10%→15%

 

 

ウクライナ

感染者数220万人→230万人→242万人

死者数5万人→5.3万人→5.7万人

接種率3%→2.3%→4%

2回目1%→0.5%→2%

 

チェコ

感染者数173万人→168万人→170万人

死者数3.1万人→3.03万人→3.08万人

チェコ国民7人に1人は新型コロナウイルス感染経験あり。国民コロナ死率0.25%超え

接種率32%→35.7%→45%

2回目13%→13.5%→20%

 

南アフリカ

感染者数155万人→165万人→200万人

死者数5.4万人→5.6万人→6.3万人

接種率2%→1.4%→3%

2回目2%→0.8%→1%

 

ペルー

感染者数167万人→195万人→208万人

死者数5.6万人→6.8万人→7.7万人

接種率3.2%→7.5%→13.5%

2回目2.5%→3.7%→7%

 

インドネシア

感染者数190万人→180万人→190万人

死者数5.1万人→5万人→5.3万

接種率9%→6%→12%

2回目6%→3.8%→6%

 

オランダ

感染者数167万人→169万人→175万人

死者数1.83万人→1.76万人→1.8万人 

接種率45%→35%→44%

2回目11%→12%→21%

 

チリ

感染者数130万人→138万人→153万人

死者数2.9万人→2.94万人→3.05万人

接種率53%→53%→60%

2回目42%→42%→51%

 

ベルギー

感染者数117万人→106万人→110万人

死者数2.5万人→2.5万人→2.55万人

接種率41%→41%→50%

2回目17%→17%→26%

 

イスラエル

感染者数83.85万人→83.9万人→84.03万人

死者数6400人→6400人→6450人

接種率65%→60.2%→60.5%

2回目56%→56.4%→59%

1日平均150人感染、4人死者数

実質的な集団免疫達成?

 

パキスタン

感染者数97万人→93万人→98万人

死者数2万人→2.1万人→2.3万人

接種率1.3%→2.6%→6%

2回目0%→0.7%→3%

 

スウェーデン

感染者数112万人→109万人→115万人

死者数1.46万人→1.45万人→1.5万人

接種率30%→37%→46%

2回目9%→13%→17%

 

フィリピン

感染者数120万人→123万人→130万人

死者数2万人→2.1万人→2.3万人

接種率4%→3.9%→8.5%

2回目2%→1.2%→4.2%

 

バングラデシュ

感染者者82万人→79.5万人→82万人

死者数1.35万人→1.25万人→1.3万人    

接種率6%→3.6%→10%

2回目4%→3.2%→3.5%

 

マレーシア

感染者数50万人→52万人→58万人

死者数1700人→2700人→3600人

接種率5.5%→5.8%→9%

2回目3.5%→3.8%→7%

 

エジプト

感染者数26万人→26万人→30万人

死者数1.45万人→1.51万人→1.64万人

接種率2.5%→2.1%→4.6%

2回目0.8%→0.4%→1.2%

 

韓国

感染者数14万人→14.1万人→16.2万人

死者数2000人→1970人→2200人

接種率10%→7.4%→13.4%

2回目3%→5%→6%

 

中国

感染者数9.1万人→9.1万人→9.14万人

死者数4636人→4636人→4636人

接種率19%→43%→75%

2回目?

 

オーストラリア

感染者数3.03万人→3.01万人→3.05万人

死者数909人→910人→910人

接種率17%→16.6%→26.2%

2回目?

 

日本

感染者数70万人→75万人→81万人

死者数1.2万人→1.3万人→1.6万人

接種率3.5%→6.8%→14.2%

2回目1.6%→3.3%→7%

 

 

現在→7月1日予測のコロナ各国状況ランキング

 

感染者数ワースト

アメリ

インド

ブラジル

トルコ

フランス
ロシア

イギリス

イタリア
スペイン→ドイツ

ドイツ→スペイン
 

死者数

アメリ
ブラジル

インド
メキシコ
イギリス

イタリア
フランス
ロシア

ドイツ→コロンビア

コロンビア→アルゼンチン
 

 

今後の長期予測

感染者数3000万人~

該当国:アメリ

いずれなるであろう国

インド→6月

ブラジル→10月


感染者数1000万人~2999万人

該当国:インド、ブラジル

 

死者数50万人~

該当国:アメリ

いずれなるであろう国

ブラジル→6月

インド→7月

 

死者数30万人~49.9万人

該当国:インド・ブラジル(メキシコ?)

いずれなるであろう国

メキシコ→9月中

 

死者数10万人~29.9万人

該当国:ブラジル、インド、メキシコ、イギリス、イタリア・フランス・ロシア

いずれなるであろう国

コロンビア・アルゼンチン→7月

 

 

全世界での感染状況

2021年5月は東南アジア、エジプト、南米一部などを除けば感染者数は減少傾向になりました。しかし、インドからの変異株が流行っており、イギリスからの変異株より1.5倍、従来より2.25倍感染力が強いとのことです。これまで抑えこんだアジア諸国で感染が急増しています。

 

ワクチン接種については加速しており、ワクチン接種率が50%を超えたアメリカやイギリス、イスラエルなどは実質的な集団免疫達成となりました。

 

しかし、ワクチンを拒否している人や2回目のワクチン接種を行わない人は一定数存在しております。コロナ変異種はワクチン1回目は大きな効果が出ませんが、2回目を接種すると従来のコロナも変異種も90%以上防げるデータがあります。なのでコロナ終息条件はワクチン2回接種率80%が条件となります。また、ワクチン接種してもしばらくはマスク着用が必要とのことです。

 

変異種のほぼすべて免疫を確保できるワクチン2回接種が完了する時期は2022年中でしょう。コロナ騒動が完全終息するのは2023年頃になりそうです。

 

アメリカ合衆国

アメリカはワクチン接種効果で感染者数と死者数が減少傾向です。今後経済活動が進み、日常を取り戻せるでしょう。

 

しかし、若者(感染リスクが低いから)と共和党支持者(政府からの命令に抵抗感)、陰謀論者(ワクチンにマイクロチップが入って5Gで制御すると主張)中心にワクチン接種が進まず、コロナ終息に必要なワクチン接種率8割は厳しい道となりそうです。毒性が強い変異種が主流となっているため、まだ懸念は残ります。

 

ロサンゼルスでは7月に集団免疫確保する予測となっています。ニューヨークではコロナによる規制をすべて撤廃し、屋外でのマスク着用の必要がなくなりました。しかしライブやショッピングモールなどでは引き続きマスク着用義務は続くそうです。

 

北中米

北中米全体でも感染者数は減少傾向です。あとはワクチン接種で集団免疫を実現させるのみです。

 

しかしカリブ海中心に感染爆発している傾向です。またワクチン接種はそこまで進んでおらず、中国製ワクチンに懐疑的な人が多いようです。

 

南米 

南米では全体的に感染被害が高水準にあります。ブラジルは感染者数は変わっていませんが、死者数は減少傾向です。しかし、アルゼンチンとコロンビア、ウルグアイは落ち着きません。

 

ワクチン接種については地域差がありますが、6月からは感染被害減少すると思います。また、南米ではコロナ致死率が改善されておらず、医療に問題があるかウイルスが強いかのどれかです。しかし、中国製ワクチンに懐疑的な人は一定数いるため、西側諸国のワクチンがないと厳しいでしょう。

 

欧州

欧州全体では感染減少傾向です。しかし、コロナ死者数割合では日本よりは高いため、引き続きワクチン接種が求められます。

 

イギリスはワクチン接種率が6割を超え、致死率が2%から0.5%に低下しました。他の欧州諸国も進んでいますが、ワクチンそのものに懐疑的な人は3割くらいいるようです。欧州も集団免疫に向けてかなり厳しくなると思います。

 

特にウクライナなどの東欧諸国やロシアではワクチンの副作用への懸念が高い国民が多い傾向です。今後も東西格差が広がるのでしょうか。

 

ただ、イギリスでインドからの変異株で感染者数が再び増加傾向となりました。果たしてどうなるか。

 

中東・アフリカ

トルコやイランでも高水準での感染となっておりますが、今は減少傾向で収束に向かうでしょう。

 

中東やアフリカはワクチン普及が遅いため、今後何度か感染再拡大が起こると思います。既に南アフリカでは第3波の予兆が出ているため、医療崩壊に注意です。

 

ワクチン接種ではアフリカで懐疑的な人の割合がかなり高いです。タンザニアではコロナワクチンそのものが禁止されているほどです。

 

 

インド

インドは5月上旬から感染者数が減少傾向となっています。しかし依然高水準であり、コロナ死者数がなかなか減りません。

 

このままいくと6月には3000万人を超える感染者と40万人を超える死者が出る勢いです。またワクチン接種では供給不足の影響で遅れているようです。

 

さらにムコール症という致死率50%の疫病が流行しているようで、累計1万人感染しました。ステロイド剤でコロナ患者に治療したことが要因のようで、コロナ患者や回復者に感染しているようです。

 

アジア・太平洋

アジア太平洋地域では台湾と東南アジア中心に感染者が急増しております。今まで押さえ込んだ方ですが、ここで過去最大の急増となります。

 

ワクチンについてはようやく接種が加速しました。しかし、モンゴルを除けば他国と比べると遅れており、接種加速が課題となります。

 

日本 

5月は関西では感染者数が減りましたが、北海道、関東、東海、九州中心に感染者数が増えた影響で過去最大の被害を受けています。

 

重症者数も急増し、各地で医療崩壊が相次ぎました。感染者数が減ったとはいえ入院率が低いままでは医療崩壊です。そのため緊急事態宣言解除は6月後半から7月上旬となり、まん防は五輪から8月中頃まで続きそうです。

 

ワクチン接種については4月よりは増えましたが、目標の1日100万回接種には届いていません。5月後半から大規模接種が開始しますが、7月になる頃は8人に1人は接種される状況となるでしょう。

尼崎市議会選挙の情勢と議席獲得予測~公明が第一党維持、維新が躍進予想  

尼崎では公明・維新が強い地盤

2021年6月6日に行われる尼崎市議会選挙。

 

尼崎市議会では42人のうち12人を公明党議員であります。対して自民系議員が7人と公明が第一党の座についています。

 

2019年参院選では公明得票率が20%を超える強さを誇り、参議院選挙区では自民支持層から4割以上確保し、30%を超える得票率を確保しました。尼崎の自民支持層は公明にかなり親和的だとわかります。

 

また維新も強く、尼崎市では維新が最も政党支持を得ています。2019年参院選では兵庫県平均より約4%高い得票率を確保しました。そして2021年には宝塚市で維新得票率を大幅に増やし、勢いを増しています。公明党選挙対策本部曰く、「維新が猛迫している」とのことです。

 

という感じで維新、公明、自民で70%近くの得票数を得ているのが尼崎です。

 

2019参院選得票率(参考)
維新25.87%
自民22.17%
公明20.87%→参議院兵庫では30.5%
共産10.01%
立憲9.34%
れいわ3.96%
国民3.01%
古い2.59%
社民1.35%
その他0.89%

2021現在の勢力(参考)推定
維新30.70%
自民20.34%(選挙区は10.11%)
公明17.27%(選挙区は27.5%)
立憲13.56%
共産9.18%
れいわ3.88%
古い2.94%
国民1.39%
社民0.74%

 

立候補者数(57)
民主系(立憲・国民・社民)14
維新13
公明12
自民系10
共産6
れいわ系1
古い1

 

 

議席獲得予測

維新12
公明12
民主系7

(緑のかけはし・市民グリーンクラブ)
共産5
自民系4

(あまがさき志誠の会)
れいわ1
NHK1

 

尼崎市議会選挙考察

維新:躍進予測

維新は13人擁立しました。うち12人は当選すると推測しています。

 

なぜなら2021年5月に行われた宝塚市議選補選で維新候補の得票率が2019年参院選より約7%上昇したからです。それ以前の選挙でも維新候補の得票率が上昇傾向であります。

 

公明:全員当選予測も...

公明は今回も12人全員当選する予測です。自民支持層から多く吸収しているため、有利な戦いができます。

 

しかし、ここ最近の公明は投票率関係なく地方選挙で4年前より約15%前後は得票数が低下しているようです。そのため全員当選はできても苦戦は予想されます。

 

 

(緑のかけはし・市民グリーンクラブ):候補者乱立の影響で苦戦予想も

緑のかけはし・市民グリーンクラブは無所属議員が大半ですが、ほぼ立憲・国民・社民に所属しています。

 

今回は維新の躍進と多く無所属候補者が擁立されているため、苦戦が予想されます。

 

共産:乱立選挙の恩恵を受け、議席数を維持か

共産は4年前より得票数が25%減少しています。しかし、無所属議員が乱立している状況のため、組織力がある共産は優位であると見ています。

 

尼崎では民主系政党はそこまで強くないため、優位に立てるでしょう。場合によっては自民系会派より力を持つ可能性はあります。

 

あまがさき志誠の会:共産並みか以下にまで大敗予測

自民系はここ最近の地方選挙で苦戦しています。理由は立憲・維新の躍進と支持層が公明へ逃げられている点です。

 

自民支持層が公明へ逃げていると考えると4議席予測となります。

 

れいわ(山本太郎個人推薦):田中じゅんじ候補は市議会議員に復帰できるか?

れいわ、というよりは山本太郎代表推薦のため、実質的にはれいわ候補として扱います。

 

ちなみに尼崎市でのれいわ得票率は3%を超えていますので、フル活用すれば議員復帰の可能性は高まります。果たしてどうなるか?

 

古い党:前回並みの力を維持できれば当選も

古い党からは現職議員1人います。前回はどうにか当選しました。

 

しかし党名変更で苦戦する可能性もあります。

2030・2050・2100年のGDP世界ランキング予測~新型コロナによるパンデミックを考慮(2021年現在)

パンデミックによる影響

各国のGDP予測は新型コロナウイルス感染拡大での経済低迷に加え、各国コロナ死者数や出生数大幅減少を考慮しました。


新型コロナウイルス感染での死者数は現在300万人を超え、2022年になる頃は累計500万人を超えるでしょう。コロナの結果、欧米やブラジルなどで平均寿命が1~3年低下しました。また、超過死者数も多く発生し、ロシアでは30万人、メキシコでは50万人発生しています。

 

また、出生数も先進国と新興国中心に大幅減少しました。香港では5割、中国では2割減少しました。中国の場合は元々減少傾向のため、実質的には1割減少です。欧米や東アジア、南米では1~2割出生数が減少しました。これがのちに人口動態に影響を及ぼすでしょう。


一方でアフリカやインドなどは影響を受けず、それどころか増えている地域があるとのことです。

 

経済ではワクチン普及や財政支出に余裕がある欧米や東アジアでは立ち直りが早いようです。一方でアフリカや中南米諸国、南欧や一部アジアでは立ち直りが遅くなりそうです。その結果、先進国と途上国の格差は拡大するでしょう。

 

一方封じ込めに成功した中国はコロナの影響を受けずに経済成長、台湾に至っては高い経済成長率を記録して豊かになる予測です。

 

 

2030年GDP世界ランキング予測

(国名 GDP総額 (1人当たりGDP万ドル))
米国31兆ドル(9)4年で1万
中国29.2兆ドル(2.1)
日本7.2兆ドル(6)
ドイツ6.2兆ドル(7.5)
インド6兆ドル(0.4)


英国4.2兆ドル(6)
フランス4兆ドル(6)
カナダ3.4兆ドル(7.5)
韓国2.6兆ドル(5)
インドネシア2.5兆ドル(0.8)

 

イタリア2.33兆ドル(4)
ブラジル2.3兆ドル(1)
ロシア2.2兆ドル(1.5)
豪州2.1兆ドル(7.7)
スペイン1.75兆ドル(3.8)


メキシコ1.55兆ドル(1.1)
オランダ1.3兆ドル(7.7)
トルコ1.3兆ドル(1.5)
サウジアラビア1.3兆ドル(4 )
台湾1.1兆ドル(5)

 

2050年GDP世界ランキング予測

中国52.5兆ドル(4.1)
米国52兆ドル(14)
インド20兆ドル(1.3)
日本10.5兆ドル(10)
ドイツ9.8兆ドル(12.5)

 

イギリス7.3兆ドル(10)
ランス6.7兆ドル(10)
カナダ5.7兆ドル(12.5)
インドネシア5.2兆ドル(1.6)
豪州4.9兆ドル(13)

 

ブラジル4.5兆ドル(2)
韓国4.15兆ドル(9)
ロシア4兆ドル(3)
メキシコ3.8兆ドル(2.5)
イタリア3.3兆ドル(6.2)

 

スペイン3兆ドル(7)
トルコ2.3兆ドル(2.5)
フィリピン2.2兆ドル(1.5)
オランダ2.2兆ドル(13)
ナイジェリア2兆ドル(0.5)

 

2100年GDP世界ランキング予測

米国115兆ドル(27)
中国105兆ドル(10.5)
インド90兆ドル(6)
ドイツ16.6兆ドル(23)
英国15.2兆ドル(20)

 

日本15兆ドル(20)
ナイジェリア14.5兆ドル(2)
カナダ13兆ドル(23)
フランス12.8兆ドル(20)
豪州11兆ドル(25.5)

 

インドネシア10.8兆ドル(3.6)
ブラジル9兆円(5)
メキシコ7.7兆ドル(5.5)
パキスタン8兆ドル(2)
メキシコ7.7兆ドル(5.5)


ロシア7.5兆ドル(6)

エチオピア5.8兆ドル(2)
タンザニア5.6兆ドル(2)
エジプト5.5兆ドル(2.5)
イタリア4.4兆ドル(12)

 

パンデミックによる影響

多く発生し、ロシアでは30万人、メキシコでは50万人発生しています。

 

2030年

2030年はまだ欧米や東アジア諸国の優勢はまだ続きそうです。本来ならブラジルやメキシコなどが奮闘してもおかしくはありませんが、通貨安とコロナで順位が上がりそうにありません。
あるとしたらインドネシアの台頭です。

中国についてですが、1人当たりGDPは2万ドルを超えて中所得の罠(1万ドル以降低迷したまま)から脱却できるでしょう。アメリカも建て直しが早く、接戦になると思いますね。

日本は為替とインド次第ですが、3位に留まる予測です。インドはコロナがなければ日本を超える予測ですが、打撃はかなり大きいようです。

 

2050年

2050年になると同じ先進国間と同じ途上国間で格差拡大しそうです。欧州ではドイツや北欧、カナダなどとイタリアやスペインなどの南欧諸国の間で格差が広がるでしょう。南欧の生活水準は韓国や台湾に抜かれ、2100年には中国に並ばれそうです。

 

インドはGDPが増えて世界3位に、アメリカは一時期中国に抜かれますが、人口減少でまた追い越される予測です。それでも中国は経済成長を続け、アメリカと今後覇権争いが続くと推測します。

 

日本は世界4位を維持する予測です。しかし、先進国間格差や人口減少などでドイツやイギリスとの差が縮むことになるでしょう。それでもイギリスやフランス、韓国と同生活水準は維持できるでしょう。1人当たり実質GDPの伸びは米英仏と大差なく、イタリアは低迷したままです。

 

2100年

2100年は米中印の覇権争いとなるでしょう。この3ヶ国が上位3ヶ国となるでしょう。また世界人口のピークではありますが、パンデミックによって2090年から人口減少すると思います。

 

この頃になるとタンザニアなどのアフリカ諸国やパキスタンなどが人口を武器に台頭すると見ています。しかし地球温暖化や政情不安などでどこまで伸びるかは未知数です。

 

日本はGDP世界6位の予測です。しかし22世紀中にナイジェリア、カナダや豪州、インドネシアに抜かれることにはなるでしょう。

 

各国の今後

アメリカ:中国やインドと渡り合い、超大国の座は維持できる

アメリカ20世紀から超大国の地位につき、21世紀も引き続きその座にいるでしょう。

パンデミックで一時期経済が大打撃を受けましたが、アメリカの底力は強いです。財政出動とワクチン接種加速でいち早く経済の建て直しに成功しました。今後も高い経済成長を見込めるでしょう。

 

経済世界一の座は一時期中国から抜かれますが、中国の人口減少やアメリカの底力で再び奪還するでしょう。インドについては中国を追い越す可能性が低いです。

 

アメリカは適切な人口ピラミッドGAFAに代表される巨大資本・世界から高度人材や移民受け入れ・新しいイノベーション・強い米軍などを武器があります。

 

中南米:パンデミックの影響で躍進は困難になるか

中南米は途上国の中では最もコロナ感染被害割合が高い地域です。コロナ感染によって出生数は低下し、死者数は増えて人口上昇の伸びは鈍化しました。さらにアメリカやカナダへの移民で人口流出が以前も今後も起こりそうです。

 

経済面では財政支出する余裕がなく、ワクチン普及の遅れや中国製ワクチンの影響でコロナ終息は遠退く可能性があります。その結果、先進国との格差は広がり、先進国入りが厳しくなります。既にブラジルは1人当たりGDPが1万ドルから7000ドルへ低下しました。

 

それでも経済成長はするのでGDP自体は伸びます。そのためには資源依存脱却と人口流出を防ぐための産業誘致が必要となります。ただ、人口減少時期は従来より早くなるでしょう。現在進行形でブラジルの一部地域は出生数より死者数が多い地域がいくつかあります。

 

英連邦王国:先進国の中では地位維持と躍進が見込める

英連邦王国地域(イギリス・カナダ・豪州・ニュージーランド)は移民受け入れや1人当たりGDPの力強い成長で新興国の台頭と渡り合えるでしょう。

 

主要先進国新興国は人口減少が進むなかで英連邦王国は22世紀にかけても人口増加する予測となっています。また、経済成長率も先進国では高い方のため、引き続き影響力を保持できるでしょう。

 

カナダと豪州はGDP総額でもイタリアやブラジルを超える予測となっています。

 

欧州・旧ソ連:地域内での南北・東西格差が拡大する予測に

2010年代から北欧と南欧間で格差は広がり、北欧であるドイツは南欧であるイタリアより1人当たりGDPの伸びが高い結果となりました。コロナ後も南欧諸国は低迷したままでしょう。西欧と東欧の格差も広がり、1人当たりGDPで今後差が拡大する予測です。

 

パンデミックからの復興は早い方のため、経済の立ち直りは早いと思います。特にドイツや北欧などでGDPが増え続けると思います。

 

GDP総額自体は新興国の台頭があっても高い順位を維持できる見込みです。ドイツは再び日本を追い越し、2100年に世界4位の経済大国となり、欧州の覇権国の座を維持できるでしょう(イギリスからスコットランド独立がある可能性が高いから)。

 

中東・アフリカ:人口爆発で躍進も、気候変動、貧困に不安を残す

これら国々は人口増加の影響で21世紀後半に存在感を上げるでしょう。中東ではイラク・トルコ・イスラエルが、アフリカではナイジェリア・エジプト・タンザニアエチオピアが中心となって力を伸ばすと思います。イスラエルは経済的豊かさが大幅に上昇し、他の中東諸国と肩を並べる存在となるでしょう。

 

しかし、中東・アフリカ諸国が先進国になるのはかなり厳しいと思います。熱帯地方は従来経済的に豊かにならない傾向もありますが、紛争や政治腐敗、水や食料不足などが要因でしょう。中南米も近代国家となってから200年経つのに先進国になっていません。

 

さらにパンデミックが襲いかかり、アフリカ諸国中心に貧困が増大しました。中東諸国も地球温暖化に伴う環境対策で原油の需要低迷で打撃を受け始めています。資源依存から人材活用による経済成長が鍵です。

 

インド:人口増加と他途上国以上の経済成長で超大国になるか

インドは21世紀において超大国に最も近い候補です(現在はアメリカと中国)。2050年くらいからはインドも超大国の地位につき、影響力は増大するでしょう。

 

インドは人口増加と豊富な人材がいるため、潜在力は高いです。2010年代の経済成長率はパキスタンやアフリカ諸国より高いです。パンデミックで一時期は低迷するものの、GDPを大幅に増やし、2030年には日本と肩を並べます。

 

南・東南アジア:経済成長で生活水準順位が向上するか

南・東南アジアは現在最も成長率が高い地域です。工業化によって世界の工場と化するからです。既に軽工業などが進出していますが、世界の工場である中国からのリスク分散のため、東南アジアにも工業が発展すると思います。

 

これらアジア地域は現在、中南米よりは豊かではありませんが、22世紀には肩を並べると思います。

 

GDP総額ではインドネシアやフィリピンの躍進が目立ちます。インドネシアは今後、中国・インド・日本に次ぐアジアの大国として存在感を発揮するでしょう。

 

中国:人口減少でも経済発展し、先進国並みの生活水準となるか

中国は2020年に人口増減がほぼゼロのため、今後人口減少へ加速する可能性が高いです。2100年には10億人を割りそうです。

 

しかし、経済は成長し続けて2040年にはアメリカを超えて世界一の経済大国となるでしょう。ただ、アメリカの底力は強く、同時にGDP成長率がアメリカに越されるでしょう。そのため再びアメリカに抜かれる予測です。

 

1人当たりGDPは成長し続け、2030年には東欧諸国の水準を超えます。2050年には先進国入りする水準となり、2100年までにはイタリアと並ぶ生活水準となるでしょう。

 

日本・韓国・台湾:最も人口減少しても生活水準の伸びは維持できる

これら地域は最も人口減少の打撃を受ける地域であります。21世紀後半には新興国と争うこととなります。

 

その中でも日本は1人当たり実質GDP成長率はドイツやイギリスと大差ありません。

 

さらにその上に韓国や台湾がいます。韓国はGDPランキングに10位以内に入り、台湾は2020年GDP成長率が1位でした。

2021年東京都議会選挙議席獲得予測


f:id:manahisataya:20210512201703j:image

背景

2016年東京都知事選挙小池百合子氏は小池旋風で自民との分裂選挙で当選しました。その後都議会自民党を倒すために地域政党都民ファーストの会を創設しました。

2017年都議会選挙では小池旋風を使って大勝利しました。同年衆院選では希望の党を創設して政権交代を狙いましたが、失敗。野党第一党の座は立憲民主党となり、小池は失速しました。このまま風の人で終わるかと思われましたが...

 

2020年新型コロナウイルス対応でメディア露出が増えると、再び小池旋風が起きます。「密です」「ソーシャルディスタンス」などの言葉を使って復権し、同年都知事選では圧倒的大差で再選しました。

しかし、小池百合子本人は復権しても都民ファーストの会はそうてはありません。同日補選で負けました。しかも立憲と維新に抜かされるほどです。それでも2021年2月の千代田区長選挙では都民ファーストの会候補が勝利するなど、一応幅広い支持層は確保しているようです。

 

そして都民ファーストの会は自民支持層の2割、立憲国民支持層の3割を確保している傾向です。候補者不在の場合は立憲や維新支持層からも流れる傾向です。

 

2021年都議会選挙では小池都政の是非と各政党の是非が問われます。果たして、結果はどうなるでしょうか?

今回は歴代都議会選挙、2020年都議会補選と2021年各自治体選挙を参考に試算しました。

 

東京都内の各政党勢力図

2021年各政党の得票率推定

衆院選得票率推定時
自民30%
民主23.4%
維新14.9%
共産10.4%
公明10.3%
れいわ8.1%
その他2.8%

都議会選得票率推定
自民24%
都民15.4%
維新14.9%
民主14%
共産10.4%
公明10.3%
れいわ8.1%
その他2.8%

 

東京都議会選挙議席獲得予測

定数127

自民30
都民27
立憲26
公明22
共産12
維新7
れいわ1
国民 1
ネット1

 

東京都議会選挙区当選予測

◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利

 

政党名略称
自民党(自民)
都民ファーストの会(都民)
立憲民主党(立憲)
公明党(公明)
日本共産党(共産)
日本維新の会(維新)
れいわ新選組(れいわ)
国民民主党(国民)
生活者ネットワーク(ネット)
NHK党(NHK)

 

都議選

東京23区

世田谷 (8)
高久則男(公明)◎
三宅茂樹(自民)◎
里吉ゆみ(共産)◎

 

小松大祐(自民)○
福島理恵子(都民)○
山口拓(立憲)□
岡林ひろか(維新)□
風澤純子(れいわ)□

 

風間穣(立憲)■
土屋美和(自民)■
木村基成(都民)△
?(行革110番)△
関口江利子(ネット)△
関口太一(国民)▲


大田(7)
斉藤里恵(立憲)○
松田龍典(維新)○
藤田綾子(共産)○
鈴木章浩(自民)○

 

勝亦聡(公明)□
玉川英俊(公明)□
森愛(都民)□

 

鈴木晶雅(自民)△
山森寛之(自民)△
栗下善行(都民)△
片岡将志(NHK)▲

 

練馬(7)
小林健二(公明)◎
柴崎幹男(自民)◎

 

戸谷英津子(共産)○
村松一希(都民)○
藤井智教(立憲)○
山加朱美(自民)□
若旅啓太(維新)□

 

小川佳子(自民)△
尾島紘平(都民)△
池尻成二(無所属)▲


杉並(6)
松葉多美子(公明)◎
早坂義弘(自民)◎
原田暁(共産)◎

 

関口健太郎(立憲)○
百瀬智之(維新)□
鳥居宏右(都民)□

 

小宮安里(自民)■
小松久子(ネット)△
山名奏子(れいわ)△
茜ケ久保嘉代子(都民)△
梶谷秀一(NHK)▲

 

足立(6)
薄井浩一(公明)◎
和田愛子(立憲)○
斉藤真里子(共産) ○
髙島直樹(自民)○

 

中山信行(公明)□
後藤奈美(都民)□

 

松丸きょう子(みんな)■
發地易隆(自民)△
馬場信男(都民)△
末武あすなろ(れいわ)▲


板橋 (5)
鎌田悦子(公明)○
宮瀬英治(立憲)○

 

平慶翔(都民)□
徳留道信(共産)□
河野雄紀(自民)□

 

松田康将(自民)△
木下富美子(都民)△

 

江戸川(5)
よぎ(立憲)○
竹平千春(公明)○

 

原純子(共産)□
宇田川聡史(自民)□
丸山玲子(維新)□

 

田之上郁子(都民)■
大西洋平(自民)△
上田令子(元都民元維新)△


江東区(4)
白戸太朗(都民)◎
山﨑一輝(自民)◎


細田勇(公明)○
畔上三和子(共産)□

 

高野勇斗(立憲)■
高橋めぐみ(自民)■
藤川ひろあき(改革)▲


葛飾(4)
米川大二郎(都民)◎
北口つよし(公明)○

岩﨑孝太郎(立憲)□
和泉尚美(共産)□

 

舟坂誓生(自民)■
平田充孝(自民)△
後藤輝樹(SDGz)▲


新宿(4)
三雲崇正(立憲)○
古城将夫(公明)○
大山とも子(共産)□
上塚哲司(維新)□

 

秋田一郎(自民)■
森口つかさ(都民)■
吉住栄郎(自民)△

 

品川(4)
筒井洋介(都民)○
伊藤興一(公明)○
阿部祐美子(立憲)□
白石民男(共産)□

 

田中豪(自民)△
沢田洋和(自民)△
森澤恭子(元都民)△


墨田(3)
成清梨沙子(都民)◎
加藤雅之(公明)◎
大沢昇(国民)□

 

川松真一朗(自民)■
伊藤大気(共産)■
桜井浩之(自民)△


目黒(3)
伊藤悠(都民)○
西崎翔(立憲)○
齋藤泰宏(公明)○

 

星見定子(共産)■
鈴木隆道(自民)■
栗山芳士(自民)△


中野(3)
西沢圭太(立憲)◎
荒木千陽(都民)○
高倉良生(公明)□


出井良輔(自民)■

 

北区(3)
林元真季(都民)□
山田加奈子(自民)□
大松成(公明)□

 

曽根肇(共産)■
佐藤古都(維新)■

 

豊島(3)
本橋弘隆(都民)◎
長橋圭一(公明)◎
堀弘道(自民)○

 

米倉春奈(共産)△

 

荒川(2)
滝口学(都民)□
山川裕菜(立憲系)□

慶野信一(公明)■
﨑山知尚(自民)■
鈴木賢一(共産)■

 

文京(2)
中尾文孝(自民)◎
増子博樹(都民)○
福手ゆう子(共産)△

 

港(2)
菅野弘一(自民)◎
入江伸子(都民)□
大塚隆郎(立憲)■

野口博基(共産)▲

 

台東(2)
鈴木純(自民)◎
保坂真宏(都民)□
中山寛進(都民)■
小柳茂(共産)■

 

渋谷(2)
前田和茂(自民)○
中田喬士(立憲)□
龍円愛梨(都民)■
猪野恵(NHK)▲

 

中央(1)
池邉愛(都民)○
石島秀起(自民)□
岸野智康(維新)△


千代田(1)
?(都民)○
?(自民)□
冨田直樹(共産)▲


多摩地区・その他

八王子(5)
東村邦浩(公明)◎
伊藤祥広(自民)○
須山卓知(立憲)○


滝沢景一(維新)□
青柳有希子(共産)□

 

西山賢(自民)■
両角穣(都民)△
滝田泰彦(都民)△

 

町田(4)
鈴木烈(立憲)◎
小磯善彦(公明)◎
藤井晃(都民)○
星大輔(自民)○

 

池川友一(共産)■
松岡みゆき(自民)■
奥澤高広(元都民)■

 

立川(2)
清水孝治(自民)◎
酒井大史(立憲)○
石飛香織(都民)△

 

三鷹(2)
中村洋(立憲)◎
加藤浩司(自民)○
山田浩史(都民)△


小平(2)
竹井庸子(立憲)○
磯山亮(自民)○

 

西東京(2)
石毛茂(立憲)○
濱中義豊(自民)○
桐山ひとみ(都民)△

 

府中(2)
鈴木錦治(自民)○
小山有彦(立憲)○

 

日野(2)
西野正人(自民)◎
菅原直志(都民)○
清水登志子(共産)△

 

武蔵野(1)
五十嵐衣里(立憲)□
土屋ゆう子(自民)■
鈴木邦和(都民)△
遠藤ふみあき(テレビ改革)▲

 

小金井(1)
漢人明子(立憲系)□
広瀬真木(自民)■
辻野栄作(都民)△

 

昭島(1)
内山真吾(都民)□
安保満(自民)■
永元香子(共産)▲

 

青梅(1)
森村隆行(都民)□
山崎勝(自民)■

 

北多摩1(3)
北久保眞道(自民)○
谷村孝彦(公明)○


鈴木恵美子(立憲)□
関野杜成(都民)■
尾崎あや子(共産)△

 

北多摩2(国分寺・国立)(2)
本橋巧(自民)○
岩永やす代(ネット)○
岡本光樹(都民)△
興津秀憲(国民)▲


北多摩3(調布・狛江)(3)
尾崎大介(都民)○
加藤良哉(立憲)□
中島義雄(公明)□

 

林明裕(自民)■
田中智子(共産)■

 

北多磨4(2)
渋谷信之(自民)◎
細谷祥子(都民)○
原純子(共産)△

 

西多摩(2)
田村利光(自民)◎
宮崎太朗(立憲)○
清水康子(都民)△

 

南多摩(2)
小磯明(自民)◎
石川良一(都民)□
齋藤礼伊奈(立憲)■
上杉直(共産)△

 

伊豆・小笠原諸島(1)
三丈正彦(自民)◎
梅木健司(共産)▲

 

選挙結果と今後の動向について

 

自民:前回についで2番目の大敗予測に。菅政権2期目は五分五分か?

都議会自民党は公明との選挙協力があってか、前回より議席数は増えますが、微々たる程度でかつての勢いを取り戻せないでしょう。

42議席取れば自公過半数握れば勝ちですが、かなり厳しく、30議席前後になるでしょう。1人区では立憲と共産との候補者調整や自民支持層の一部が都民に流出が起き、複数区では立憲と維新の台頭で苦戦が予想されます。

 

42議席とれなかったら敗北のため、自民党内部では「菅では年内の衆院選選挙に勝てない」と考え、9月の自民党総裁選で流れが変わる可能性があります。菅政権自体は支持率低下しても大幅下落までとはいかず、コロナ対応次第といったところです。

 

公明:1議席でも落選があったら執行部にも責任が?衰退傾向の公明党の今後

公明党は今まで7回連続で全員当選しました。しかし、今回は様々な要因で苦戦することになるでしょう。

 

公明党は2014年に全国750万票を確保しましたが、17年に700万票、19年に650万票と衰退傾向になっています。それでも自民支持層の1割は確保している傾向ですが、苦戦が予想されます。

 

さらに立憲や維新の台頭があり、激戦となりそうです。1議席でも落選区があると執行部の辞職問題に発展するでしょう。なぜなら公明党は都議会選挙は国政に並ぶ重要な戦いと位置づけているからです。

 

 

都民:選挙自体は大敗もそれなりの力は確保する見込み。小池百合子の国政復帰は?

都民ファーストの会議席半減前後かそれ以下はほぼ確実です。複数区では2候補者が共倒れの可能性があります。しかし、自公が過半数を握るのも厳しく、結果的に自民・都民・公明による都政となるでしょう。

 

立憲と維新がいない選挙区ならそれぞれ支持層からの吸収が見込めます。立憲に投票する人たちは都知事選でほとんどが小池百合子に投票しましたし、維新とは親和性があります。

 

今後は小池百合子が再び国政復帰を狙うかです。現段階では可能性が低いですが、荒木ちはる代表(中野区選出)が不出馬のようで、可能性はゼロではありません。組むとしたらかつて希望の党の後継である国民民主党でしょうか?ここ最近では千代田区長選挙などで小池百合子と国民民主党は接近しているようです。前回は失敗した(当時の民進党を今の立憲と国民に分裂させた)ためうまくいくとは限りません。

 

 

立憲:大躍進の予測。ワンチャン都議会第一党を狙えるか?

立憲は都民ファーストの会に支持層が一部奪われますが、代わりにれいわ支持層からの票が見込めるでしょう。また、国民支持層からの票は見込め、前回と違って多数が都民へ流出することはないため、議席は増えるでしょう。

 

1人区、複数区で大勝する見込みです。さらに共産との候補者調整すれば予測より3議席増えると見ています。となれば都議会第一党として勢いが増します。

 

今後は東京都内で共産との候補者調整が加速するでしょう。しかし、維新やれいわなどの候補者乱立もあって勝てるところだけ調整する見込みだと思います。

 

 

共産:今回は議席減少する予測。立憲とれいわ票の取り込みが鍵

共産党は前回と比べて25%が立憲→れいわに流出したため、議席減少は濃厚です。なので無党派に広げるための選挙戦略が鍵でしょう。

 

勢いが減るといっても、今までは他政党の乱立や民主系政党の埋没があったため多くの議席が確保できたのです。今回は立憲と維新が万全のため、苦戦が予想されます。今のれいわ支持層を確保すればさらに予測より増えるでしょう。

 

それでも12議席は確保する予測でそこそこ健在はするでしょう。都議会選挙では1人区だけでなく、2人区も立憲と候補者調整しています。2022年参院選で複数区も議席増加のために立憲と候補者調整をするのでしょうか?

 

維新:恐らく躍進する予測。今回の選挙が国政選挙の占いとなる

維新は2020年都議会補選で都民候補へ流出することはほとんどなくなりました。4年前は小池百合子に流れることが多かったですが、今回は化けの皮が剥がれてか、流れることはほぼないと思います。

 

維新は当時より勢いは上がっているため、議席は増える予測です。立憲・都民との争いに勝ち抜けるかです。  

 

維新の躍進次第では国政選挙でも大幅に躍進することになります。場合によっては比例東京ブロックで3議席確保する可能性があります、

 

れいわ:1議席は獲得する可能性があり。今回の選挙で衆院選選挙区で供託金が取れるか問われる

れいわは世田谷なら1議席は見込めると思います。ただ、今回はれいわ票が山本太郎以外の候補者に入れるかどうかです。2019年参院選ではれいわに投票した人の半数は別候補へ投票しました。

 

2020年都知事選の山本太郎票が反映されればさらに議席増加は見込めますが、可能性は低いでしょう。

 

結果次第では衆院選で供託金没収となる可能性があり、また比例で苦戦する場合もあります。選挙区で10%確保することが重要です。

 

ネット:1議席は確保できるか。れいわ票をどれだけ取れるかが鍵

生活者ネットワークは1議席くらいとなるでしょうか。それ以外はれいわ票をどれだけ取り込めるかです。

 

元々ネットはれいわ得票率と親和的で地盤である北多磨2では多摩地区でれいわ得票率が最も高い地域です。

 

大都市部でもれいわと争うことになります。果たして...

 

国民:1議席獲得予想。小池百合子との連携は?

国民は立憲と候補者調整したであろう1議席が濃厚です。なお、国民の支持母体である連合が小池百合子知事を支援しています。

 

今の国民民主党小池百合子と接近しています。次期衆院選で小池人気を活用して自党の躍進を狙っているのではと思います。

 

果たして野党共闘路線から離脱して小池百合子と連携するのでしょうか?

 

その他政党

NHK党、テレビ改革、SDGz党など泡沫政党がいくつか擁立しています。しかし、議席ゼロの予測です。

 

また日本第一党の擁立も噂されています。都知事選の桜井誠得票率3%が反映されるでしょうか?ちなみに比例東京ブロックに擁立しています。

 

泡沫政党はこれを気に比例統一名簿を組むことになるのでしょうか。仮に実現したら参院選で国政進出を果たせるでしょう。

衆院選議席獲得数を考察(20210501現在)

衆院選議席獲得予測

   選挙区 比例 合計 得票数 全国比例換算

自民 170  66    236  1760  (17)
公明     7   21     28     630   (6)
立憲   92   36   130    980   (10)
維新   14   32     46    850    (8)
共産     1   12     13    450    (4)
れいわ 0     6       6    265    (2)
国民     5     3       8    235    (2)
社民     1     0       1      85 
その他                        180    (1)

 

比例議席獲得予測内訳

北海道
自民3~3~4
立憲2~2~3
維新0~1~2
共産1~1~1
公明1~1~1
維新0~1~1


東北
自民5~6~7
立憲3~3~4
維新0~2~2
公明1~1~2
共産1~1~1
国民0~0~1

 

北関東
自民7~7~8
立憲4~4~6
維新1~3~3
公明2~2~3
共産1~1~2
国民0~1~1
れいわ0~1~1


南関東
自民8~8~9
立憲4~5~6
維新2~4~3
公明2~2~3
共産2~2~3
れいわ1~1~2
国民0~0~1


東京
自民5~5~7
立憲3~4~5
維新1~3~3
公明2~2~2
共産2~2~2
れいわ1~1~2
国民0~0~1

 

北陸信越
自民5~5~6
立憲2~3~3
維新0~1~2
公明1~1~2
共産0~1~1
国民0~0~1

 

東海
自民8~8~9
立憲4~5~6
維新2~3~3
公明2~2~3
共産1~1~2
国民1~1~2
れいわ0~1~1

 

近畿
維新8~9~10
自民7~8~8
立憲3~4~5
公明3~4~4
共産2~2~3
れいわ0~1~1
国民0~0~1


中国
自民5~5~6
立憲2~2~3
公明1~2~2
維新0~2~2
共産0~0~1
国民0~0~1

 

四国
自民3~3~4
立憲1~1~2
公明1~1~1
維新0~1~1


九州
自民8~8~9
立憲3~3~4
公明2~3~4
維新1~3~3
共産1~1~1
国民0~1~1
れいわ0~1~1
社民0~0~1

 

考察理由

自民

自民党の得票は歴史的に絶対得票率17%が続いています。一時期の増減はありますが、基本的にはその傾向です。自公で260議席が推定の予測です。

 

かろうじて自公で絶対安定多数、自民単独過半数を維持できるかのところまで確保しますが、今後衆議院の運営で自民単独で各委員会過半数と委員長独占は厳しくなるでしょう。

 

また、前回より創価学会票が減る影響が出ます。公明候補への得票数が地方選で4年前より約1割減少しました。さらに大阪では自公衰退と維新躍進の影響で自民は大阪選挙区が全滅する可能性があります。

 

公明

公明党は関西と東京で7選挙区は確保できるでしょう。しかし、北海道と広島は激戦となるため厳しいと思います。万が一維新を敵に回したら選挙区は壊滅するでしょう。維新とは大阪府政での協力を条件に調整されています。

比例では立憲や維新と激戦となるでしょう。ただ公明票が前回より約1割減少していると考えると厳しそうです。

 

立憲

立憲は共産候補を下ろすかによりますが、共産は下ろしてくる可能性が高いです。その影響で130議席までは増えます。

 

また、国民支持層の約30%と社民支持層の約15%を吸収する予測です。特に国民から立憲に合流した議員の地盤ではかなり得票が高まります。

 

比例枠では自民、維新、国民と争う公算が高いです。選挙に行かない有権者を掘り起こすか、他党支持層を吸収できるかが鍵です。

 

維新

維新は46議席まで増やすと推測します。自公衰退と無党派層掘り起こしで大阪選挙区は維新大量当選が起きると推測します。自民は大阪で全滅となる可能性があります。

 

ここ最近の選挙を分析した結果、有権者の4%が選挙に行っていないが、新たに維新へ投票している傾向にあります。油断してはいけません。

 

比例も伸びて維新は大阪関西政党から全国区となるのでしょうか。野党共闘を全面拒否している維新から立候補しているため、不祥事や一部怪しい議員がいない限りは離党しないでしょう。

 

現在維新支持率は平均3%ですが、潜在的に伸びる可能性はあります。2014年衆院選では支持率平均2.5%なのに850万票をとりました。

 

ただ、維新のさらなる影響力拡大には敢えて野党共闘候補を勝たせる戦略が必要です。事実与野党激戦区に維新候補擁立の結果、17議席が与党有利になっています。


万が一自公過半数割れあるいは、ねじれ国会になった場合は維新の影響力は拡大するでしょう。

 

国民

国民民主党は共産との候補者調整を行わないことを表明しました。


現在の国民は「共産に候補者を下ろして議席を増やすか」と「共産と手を切って維新と同じ第三極路線で行く」かです。今回は国民が共産と対立した場合を想定して試算しました。

 

最低でも5議席は取れますが、躍進はかなり厳しいでしょう。今後は選挙に行かない層を掘り起こすことが大事です。となると維新と取り合いになります。

 

共産

共産は1議席増えて13議席となるでしょう。ここ最近の選挙では勢いが落ちる気配はありません。

 

比例枠では北関東・東海の2議席目、近畿の3議席目確保に向けて接戦です。情勢次第では16議席まで増えるでしょう。

 

れいわ

れいわ新選組は選挙アナリストからの下馬評は低く、0~1、2議席(比例東京?)と散々な予測となっています。理由は山本太郎個人票が全体の45%を閉めていること、風頼みの選挙戦術だからとのことです。

 

ただ、私の見解はれいわ6議席予測です。その理由はコアな支持層がいますので、固いと思います。2020年都知事選ではれいわ支持層のほぼ全員が山本太郎に投票し、さらに2.5%の得票率をあげました。

 

れいわは選挙区に擁立した地域には有権者の1%を掘り起こしています。2017年の立憲得票数と2019年の立憲+れいわ得票数はほぼ同じですが、れいわが擁立した東京都だけは増えています。

 

また、日本国内には「固定的な野党無党派層350万票」が存在しています。彼らは2012年に日本未来の党に投票しました。その野党無党派層の多くはその後共産党に流れ、共産は躍進しました。一部は生活の党や緑の党に流れます。

 

2017年衆院選には立憲民主党に多く流れて立憲は野党第一党を手にし、共産は得票を減らしました。しかし、共産は野党無党派層の100万票は引き続き確保しました。その後立憲に流れた野党無党派層はれいわ新選組に流れます。

 

現在は350万票の野党無党派層のうち100万票は2013年以降共産党に根付いています。残り250万票はれいわ新選組か泡沫左派政党に流れています。

 

社民

社民は1議席獲得予測です。一応比例九州ブロックはギリギリ取れないと予測しました。それでも25万票は獲得するので、維新3議席目、れいわ1議席目と争うことになるでしょう。

 

社民得票率2%はかなり厳しいでしょう。2022・25年参院選、その次の衆院選で全国得票率2%を下回ると政党要件を失います。

2021年6月1日現在の新型コロナウイルス累計感染予測(世界)

5月1日予測→現在→6月1日予測

 

全世界

感染者数1.48億人→1.52億人→1.73億人

死者数315万人→319万人→361万人

(新型コロナウイルスワクチン)

接種率7.5%→7.5%→10.5%

2回目3.5%→3.5%→6.5%

 

アメリ

感染者3300万人→3300万人→3450万人

死者数60万人→59万人→61万人 

接種率43%→43%→60%

2回目26%→26%→37%

 

インド

感染者数1500万人→1940万人→2750万人

死者数18.5万人→21.3万人→33万人

接種率13%→13%→24%

2回目2%→2%→5%

 

ブラジル

感染者数1500万人→1450万人→1600万人

死者数42万人→40.5万人→47万人

接種率15%→15%→25%

2回目4.5%→4.5%→8%

 

フランス

感染者数550万人→565万人→610万人

死者数10.8万人→10.5万人→11.6万人

接種率21%→21%→30%

2回目7%→7%→10%

 

ロシア

感染者数480万人→483万人→505万人

死者数10.5万人→10.7万人→11.5万人 

超過死者数はメキシコ並み

接種率10%→10%→20%

2回目5%→5%→10%

 

トルコ

感染者数390万人→485万人→550万人

死者数3.8万人→4万人→5万人 

接種率17%→17%→23%

2回目13%→13%→18%

 

イギリス

感染者数450万人→435万人→450万人

死者数13.5万人→12.7万人→12.8万人

接種率51%→51%→55%

2回目11%→11%→15%

 

イタリア

感染者数410万人→405万人→425万人

死者数12万人→12.1万人→12.6万人

接種率21%→21%→30%

2回目8%→8%→12%

 

スペイン

感染者数370万人→350万人→370万人

死者数7.7万人→7.8万人→8.5万人

接種率27%→27%→42%

2回目8.5%→8.5%→12%

なかなか更新されないため実態は不明

 

ドイツ

感染者数340万人→340万人→380万人

死者数8.2万人→8.3万人→8.8万人

接種率25%→25%→37%

2回目8%→8%→13%

 

アルゼンチン

感染者数270万人→300万人→340万人

死者数6.1万人→6.3万人→7.1万人 

接種率16%→16%→28%

2回目2.2%→2.2%→3%

 

コロンビア

感染者数265万人→280万人→320万人

死者数6.9万人→7.1万人→8万人

接種率6.3%→6.3%→9.5%

2回目3.5%→3.5%→6.5%

 

ポーランド

感染者数315万人→280万人→315万人

死者数6.5万人→5.7万人→7.5万人

接種率23%→23%→38%

2回目7%→7%→12%

 

メキシコ

感染者数240万人→225万人→238万人

死者数20万人→20.3万人→22万人

接種率12%→12%→20%

2回目9%→9%→18%

 

イラン

感染者数190万人→250万人→300万人

死者数6万人→6.1万人→6.5万人

接種率0%

2回目0%

 

ウクライナ

感染者数155万人→162万人→190万人

死者数3.1万人→3.3万人→4万人

接種率1.4%→1.4%→3%

2回目0%→1%

 

チェコ

感染者数170万人→168万人→173万人

死者数3.1万人→2.95万人→3.1万人

チェコ国民7人に1人は新型コロナウイルス感染経験あり。国民コロナ死率0.25%超え

接種率20%→20%→32%

2回目9.5%→9.5%→13%

 

南アフリカ

感染者数170万人→151万人→155万人

死者数5.5万人→5.2万人→5.4万人

接種率1%→1%→2%

2回目1%→1%→2%

この国はワクチン一斉に2回やっている説

 

ペルー

感染者数150万人→150万人→167万人

死者数5.2万人→5.14万人→5.6万人

接種率2.5%→2.5%→3.2%

2回目2%→2%→2.5%

 

インドネシア

感染者数140万人→135万人→156万人

死者数3.7万人→4.6万人→5.1万

接種率5.5%→5.5%→9%

2回目3%→3%→6%

 

オランダ

感染者数153万人→152万人→167万人

死者数1.8万人→1.73万人→1.83万人 

接種率27%→27%→45%

2回目6.5%→6.5%→11%

 

チリ

感染者数111万人→120万人→130万人

死者数2.65万人→2.6万人→2.9万人

接種率

2回目

 

ベルギー

感染者数110万人→99万人→107万人

死者数2.5万人→2.42万人→2.5万人

接種率

2回目

 

イスラエル

感染者数85万人→83.8万人→83.85万人

死者数6400万人→6400万人→6500万人

接種率60%→60%→65%

2回目56%→56%→59%

1日平均150人感染、4人死者数

 

パキスタン

感染者数62.5万人→65万人→77万人

死者数1.42万人→1.43万人→1.7万人

接種率0.9%→0.9%→1.3%

2回目0%

 

スウェーデン

感染者数89万人→97万人→112万人

死者数1.45万人→1.4万人→1.46万人

接種率21%→21%→30%

2回目7%→7%→9%

 

フィリピン

感染者数91万人→105万人→120万人

死者数1.6万人→1.7万人→2万人

接種率1.8%→1.8%→4%

2回目0.3%→0.3%→2%

 

バングラデシュ

感染者者70万人→76万人→82万人

死者数1.1万人→1.15万人→1.35万人    

接種率3.7%→3.7%→6%

2回目1.8%→1.8%→4%

 

マレーシア

感染者数37万人→40万人→50万人

死者数1450人→1450人→1700人

接種率15%→15%→25%

2回目4.5%→4.5%→8%

 

エジプト

感染者数20万人→22.6万人→26万人

死者数1.3万人→1.32万人→1.45万人

接種率15%→15%→25%

2回目4.5%→4.5%→8%

 

韓国

感染者数12万人→12.2万人→14万人

死者数1900人→1850人→2000人

接種率5.5%→5.5%→10%

2回目0.3%→0.3%→3%

 

中国

感染者数9.07万人→9.06万人→9.1万人

死者数4636人→4636人→4636人

接種率12.5%→12.5%→19%

2回目?

 

オーストラリア

感染者数3万人→2.97万人→3.03万人

死者数909人→910万人→910人

接種率9%→9%→17%

2回目?

 

日本

感染者数60万人→60万人→70万人

死者数1.03人→1.04人→1.2万人

接種率1.5%→1.7%→3.5%

2回目0.8%→0.8%→1.6%

 

 

現在→6月1日予測のコロナ各国状況ランキング

感染者数ワースト

アメリ

インド

ブラジル

フランス
ロシア

イギリス

トルコ

イタリア
スペイン

ドイツ
 

死者数

アメリ
ブラジル
メキシコ
インド
イギリス

イタリア
フランス
ロシア

スペイン

ドイツ
 

 

今後の長期予測

感染者数3000万人~

該当国:アメリ

いずれなるであろう国

インド→6月

ブラジル→9月


感染者数1000万人~2999万人

該当国:インド、ブラジル

いずれなるであろう国 

ロシア→11月中 

 

感染者数 100万人~999万人

該当国:ロシア、フランス、スペイン、アルゼンチン、コロンビア、ペルー、イギリス、ドイツ、イタリア、メキシコ、ポーランドウクライナ、イラン、トルコ、南アフリカインドネシア、オランダ、チェコ、チリ、カナダ、ルーマニア

 

いずれ起こりうる国

ベルギー、ポルトガル、フィリピン→4月中 

 

死者数50万人~

該当国:アメリ

いずれなるであろう国

ブラジル→6月

 

死者数30万人~49.9万人

該当国:ブラジル(メキシコ?)

いずれなるであろう国

インド・メキシコ→7月中

 

死者数10万人~29.9万人

該当国:ブラジル、インド、メキシコ、イギリス、イタリア

いずれなるであろう国

フランス・ロシア→4月中

ドイツ→6月

 

死者数5万人~9.9万人

該当国:フランス、ロシア、スペイン、イラン、ドイツ、コロンビア、アルゼンチン、南アフリカ(米国カリフォルニア州)、ポーランド、ペルー

 

いずれなるであろう国

インドネシアウクライナ→5月中

→6月中

トルコ→8月

 

死者数1万人~4.9万人

該当国:カナダ、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリアチェコスロバキアポーランドルーマニアハンガリースウェーデンウクライナブルガリアギリシャ、トルコ、イラクパキスタンバングラデシュインドネシア、フィリピン、南アフリカ、エジプト、チュニジア、日本

(中国も?)

 

いずれなるであろう国

 

クロアチア→6月中

ロッコ→7月中

ヨルダン・モルドバレバノン→8月中

パナマサウジアラビアグアテマラ→9月中

 

国民感染率10%(インフル並みの感染レベル)

該当国:アンドラ(米国内陸州、ブラジル・アマゾン奥地、英国ジブラルタル)、チェコモンテネグロルクセンブルク

 

いずれなる国

米国→5月

 

8割おじさんの指標(日本国内ではコロナで42万人死ぬ試算を出した人。国民コロナ死亡率は0.33%)

該当国・地域:ニューヨーク市(0.375%)

いずれなる国

チェコ→6月

 

国民コロナ死亡率0.2%

該当国:米国ニューヨーク市チェコ、ベルギー

いずれなる国

イギリス、ハンガリー→5月

 

 

 

全世界での感染状況
2021年4月は3月に感染拡大した地域は減少傾向となる一方で、インドを中心にで再びか3度目あるいは4度目の感染拡大が起こりました。変異種の要因はありますが、どちらにしろ感染拡大しているのは事実です。

 

一方でワクチン接種率が50%を超えたイスラエルはようやくワクチンの効果が出始めました。アメリカでも接種が加速しています。

 

しかし、ワクチンを拒否している人も一定数存在し、ワクチン接種が遅れている地域も多いです。そのためしばらくはコロナへの被害は収まらないと思います。おそらく来年春には落ち着くと思いますが、どうでしょうか。

 

アメリカ合衆国

アメリカは感染者数が下げ止まりし、今は若干増えています。現在は1日7万人の感染者数と1400人の死者数となっております。一部の州では感染拡大が進んでおり、ワクチン普及を理由に移動が増えて感染拡大する可能性はあります。

 

しかし最近は感染減少のようでいずれうまく終息するのではと思います。

 

北中米

カナダは感染拡大しましたが、中米諸国は今のところ感染拡大の兆候はありません。

 

南米 

南米ではコロンビアやアルゼンチンで感染拡大し、死者数も増えています。南米ではコロナ致死率が改善されておらず、医療に問題があるかウイルスが強いかのどれかです。


ブラジルは感染拡大は収まりましたが、減少せず、死者数増加で6月に累計50万人の死者を出すでしょう。

 

その他でもチリはワクチン普及が世界最速にも関わらず、過去最大の感染被害を出しております。また、アルゼンチンやコロンビア、ペルーで3度目の感染拡大を行っています。

 

欧州

欧州全体では感染減少傾向になりましたが、依然多いです。

 

しかしフランスやオランダなどロックダウンしても変異種による影響で感染者数が高止まりとなっている地域もあります。今後医療崩壊を防ぐかか課題となります。

 

ワクチンではEUから離脱したイギリスはワクチン接種率が5割を超えました。

 

中東・アフリカ

トルコやイランでも高水準での感染となっております。中東やアフリカはワクチン普及が遅いため、今後何度か感染再拡大が起こると思います。

 

ワクチン普及が進んでいるイスラエルや湾岸諸国とイランやアフリカ諸国でワクチン格差が拡大しています。中国やインド製ワクチンが届く見込みはそこまで高くなく、普及は遅れそうです。

 

インド

インドはさらに感染拡大し、過去最大の1日40万人を超える感染者を出しました。さらに二重・三重変異型が流行っており、医療が逼迫しています。どうやら若者や中年まで重症化しやすいとのことです。

 

このままいくと6月には3000万人を超える感染者を超える勢いです。ただ、増加率は緩やかになっており、5月上旬くらいからピークを迎え、減少すると予測します。

 

そのためか、ワクチン接種を望むインド国民が急増しました。その結果インド製ワクチンの輸出が制限され、アフリカなどで遅れている模様です。

 

アジア・太平洋

アジア太平洋地域では感染被害最大国のインドネシアは増減なし。マレーシアと韓国で再び増加傾向です。パキスタンバングラデシュは4月に感染者が過去最大となりましたが、その後減少しました。

 

ワクチンについてはアフリカ並みに普及が遅いです。しかし5月に入ってからは急激に普及率が早まるでしょう。

 

日本 

4月で感染再拡大し、関西中心に医療崩壊となっています。その結果、前回の緊急事態宣言並みのまん防が全国各地で適用され(宮城はこれで感染を抑えた)、東京と京都、大阪、兵庫により協力な緊急事態宣言が発令されました。今後福岡や南関東などで適用される可能性があります。

 

5月になると感染者数が減少に向かうと思います。しかし関西中心に死者数は今後も増え続けると思います。