国政選挙での支持層の動き(小泉政権から民主党政権下)
民主党と自由党の合流
2001年の参院選では民主は900万票、小沢率いる自由党は420万票、またその他政党も吸収し、合計1700万票です。2003年に自由党が民主党に合流します。
2000年代での固定票
2000年~10年にかけての国政選挙の投票率は郵政選挙と政権交代以外は56~57%くらいです。
2004年の結果を参考にすると
自民1680万票
公明860万票
民主2110万票
共産430万票
社民300万票
その他190万票
当時は自民と民主の二大政党状態となり、共産は300万票、社民やさきかげからも100万票が民主に流出することになります。
今の野党共闘の一角を担う共産党を見ると、民主がかなり強かった2000年代が一番冬の時代だったかなと思っています。
2010年参院選
当時は民主党が与党でした。
一方自民党は離反が相次ぎ
・新党改革
が生まれます。
新党改革やみんなの党は麻生政権の時に誕生します。今の安倍政権での自民党をみると自民党からの離党は驚きだと感じます。あの石破茂ですら自民党から離党して新党結成する様子がないですからね。
た日と改革の合計で240万票。2004年からの自民党の得票数減少が280万票なので、自民党から流れたのではと思います。
民主党の得票数は1825万票・社民の得票数は225万票と考えると
社民から民主へ75万票、共産から民主へ100万票、民主からみんなに420万票流れたと推測します。またその他からも100万票、公明から100万票、2004年比で200万票とれてるので、自民からも流れた層もいると思っています。2014年にみんなの党が解党されたときには同年の選挙で自民党の得票数は100万票伸びてますからね。
2004年と比較して民主党内での2100万人の支持層の推定は
420万人の 維新やみんななどの第三極支持層
380万人の民社系支持層で
社会党系民主党系小沢系などの支持者は1300万人くらいではないでしょうか?
しかし、小沢系は2012年に野田政権の増税強行による日本未来の党誕生で離脱。後は棄権者続出で一気に支持が減ることとなります。
ただ、民社系は連合としての組織票は固く民主・民進に影響を及ぼし、のちの国民民主党へ繋がることとなります。
民主や自民の得票率は6年前より約7%減少します。
郵政選挙と政権交代
2005年と2009年では多くの無党派層が投票に参加し、その数は推定700万~900万人です。
その力は自公の組織力をはるかに上回り、民主党に政権交代しました。