国政選挙における支持層の動き(安倍政権下)
日本維新の会創設
2010年、地方分権や大阪都構想実現のため橋下徹大阪府知事、松井一郎現代表が"大阪維新の会"を創設します。11年の大阪ダブル選では圧勝し、大阪を中心に地盤を作ります。
一方与党民主党では離党が相次ぎ、小沢率いる日本未来の党か維新かみんなに流れていきます。
2012年衆院選で日本維新の会は1220万票獲得しましたが、内訳として
となるでしょう。
2012年衆院選
2010年参院選よりは投票率が高く、得票数は110万票増えていますが、民主党の得票率は自民だけでなく、維新にも抜かれる結果となりました。
民主党支持者の相反よりも維新に流れるなどの影響が大きかったと思います。
民主党の得票は960万票で880万票他党に流出したことになります。社民も80万票は未来へ流れ、民主も130万票は流れたと思っています。
一方自民党は250万票に伸ばし、うち100万は新党改革、残り150万票は関西以外はみんなの党の票を吸収したとみています。
社民党の衰退
社民党は2000年に300万票ありましたが、徐々に衰退し10年後には220万票まで下がります。さらに2012年には80万票流れます。
共産党は対照的に力を維持し、2014年には躍進しますが、社民はその後も転落が続きます。
2017年衆院選は地盤である大分や沖縄で比例九州でギリギリ比例当選までとなり、19年参院選では100万票とギリ政党要件を満たし、N国と肩を並べられます。
そのため社民党では地方組織力を生かすために立憲合流の動きがあります。しかし、中には反発する勢力はいるので慎重になっていくのではと思います。
それでも立憲と統一会派を組んでいるので、九州以外は選挙区も比例も擁立しない形なるのがベターな選択かと思っています。
あるいはれいわ新選組に合流するのはありかもしれないです。