常磐リニア新幹線を作ってみた
常磐リニア新幹線とは
常磐リニア新幹線は品川から船橋・成田・水戸・いわき・南相馬・仙台への停車を想定しています。
理由としては主に
- 群馬栃木だけでなく、茨城も新幹線通勤としての需要があること
- 成田空港からのアクセス向上
- 東京~大宮間の新幹線過密ダイヤ解消
- 磐城・仙台のアクセス向上
- 東北・北海道新幹線の需要換気のため
- 東北~中京・関西の需要確保
です。
リニア通勤・通学
1.に水戸のリニア通勤としての需要と書いてあります。水戸駅は高崎駅の在来線利用の約2倍あり、首都圏への特急も毎時2~3本でています。事実、大宮~高崎・宇都宮間の新幹線自由席は通勤ラッシュではほぼ満席状態になるほど需要は高いです。
それに東京上野ラインではいわき駅まで通っていて営業係数は良好です。
2.に成田空港からのアクセス向上とあります。現代や近未来では空港での国際競争はさらに激しくなるでしょう。そのために羽田~成田間の所要時間短縮が鍵となりそうです。
今現在、JR東日本は羽田空港アクセス線の建設を進めています。もしリニアとセットになると所要時間は90~115分から約30分に短縮されます。
もちろん、成田延伸によって、甲府や奈良などにも観光などの恩恵を受けるでしょう。
東京~大宮間の過密ダイヤ
今の東京~大宮間は4分に一本、上下合わせ1日328本走っています。東海道新幹線までとはいかないものの、北海道新幹線の札幌延伸や北陸・リニアの新大阪延伸によってさらに本数を増発せざるを得ないことになるでしょう。本数が東海道新幹線と大差ないため輸送力は限界に達しています。
JR東海は新幹線の過密ダイヤに対応するために東京~名古屋間にリニア建設をしています。もし今すぐ品川~仙台間にリニア開通するとすると約20くらい本数が減り、逆に大宮・仙台発の新幹線が増便するのではと考えています。
北海道・東北の影響
品川~仙台間の所要時間は最大50分となり、
ビジネス客がリニアへ流れるでしょう。もちろん、名古屋・大阪も同様です。
東京~札幌間へは乗り換えを含めて約30分は短縮されるでしょう。北海道・東北新幹線は宇都宮~盛岡、盛岡~新青森、新函館北斗~札幌間の高速化を決定しました。
最終的に360km/h営業を実現したら"4時間の壁"を突破し、航空客がリニア・新幹線に流れ、北海道新幹線がドル箱路線化することもあり得るでしょう。
また停車駅の南相馬・いわきではリニア通勤での定住や企業誘致が起こることとなるでしょう。既にリニア停車駅になってる中津川では大手企業誘致に成功しています。
ダイヤ予想
私個人駅には品川~仙台間は毎時7~11本でうち2割が各駅停車になり、水戸や成田などへの停車もそれなりにでると予想しています。その理由として
- 既に水戸駅では毎時2~3本特急がでていること
- 大阪~仙台間の航空客1日2500人がリニアに流入
- "4時間の壁突破によって東京から1日12000人流入
- 大阪・名古屋から東北北海道への航空客が流入
- 首都圏からのビジネス客がリニアに流入
まとめ
常磐リニア新幹線は国交省では議論にはでていなく、ネットしかでてないのが現状です。
今後大阪や名古屋、札幌などからの需要増加などで東京大宮間はますます過密になっていくのではと思っています。
いわき駅までなら在来線分離はされることはないと思いますが、いわき以北はされかねないか不安です。しかし、札幌や関西からの需要を考えたらいわき~仙台間は赤字になることはないでしょうし、ドル箱化すれば在来線分離がなくなると思っています。
ヤフー知恵袋だと常磐新幹線は赤字路線との声が上がっていますが、上記のことから私自身はドル箱路線になると信じています。