日本第一党の潜在的可能性(都知事選・市議選・対馬市長選を振り返って)
日本第一党
日本第一党は最近の那珂市議会議員選挙で議席獲得、対馬市長選でも得票率10%をとりました。次期衆院選でも比例東京で議席獲得を視野に入れてるみたいです。
はたして、日本第一党は国政選挙でどれくらいの得票数を獲得するのでしょうか?
日本第一党の歴史
日本第一党は元々2005年に桜井誠氏が創設した在特会が元です。以降はしばき隊などとデモなどで罵倒しあいました。
2016年都知事選出馬を気に日本第一党は創立されます。得票率は1.74%と当時のN国の立花孝志よりも4倍の得票を獲得しました。
その後のN国は市議会選中心の活動で地道に票を増やし、2019年の参院選で政党要件を満たしましたが、日本第一党はそうではなかったです。
擁立したのは勝率がかなり低い都道府県や政令指定都市での議会選挙くらいなので伸びないのは当然でしょう。
2019年4月の統一地方選挙では八王子や新宿などでも擁立しましたが、N国とは1.3~1.7倍の得票数に差が開き全員落選。
しかし、那珂市議会議員選挙でようやく日本第一党所属議員が誕生しました。
日本第一党の政策
日本第一党は韓国や在日に対してかなり強硬で臨み、韓国などへの政策が第一の政党です。政策としては
などです。
左派系勢力と呼ばれる人は日本第一党をヘイトやレイシズム団体と反発し、桜井誠代表もパヨクだのチョンだのと応酬しています。
ヤフコメでは韓国に対する批判コメが非常に多いのですので、彼らを取り込んで支持させることとなるのでしょうか?現実的には過激なイメージがある理由でネットの自民党支持者ですら日本第一党を支持している人は少数派です。
日本第一党とNHKから国民を守る党の比較
N国の立花孝志代表は参議院埼玉補選で15%の得票率、日本第一党は対馬市長選に擁立し、15%の得票率をとっています。
これだけでもN国並みの力はあるでしょう。ただ投票率ではN国は低いほど有利で高いほど苦戦しています。対馬市長選では60%の投票率で15%もとっています。埼玉補選では30%です。
那珂市議会議員選挙で日本第一党は投票率47.47%と地方選挙では低くなく、2%の得票率をとって当選しました。
しかも埼玉補選では無党派層の支持が約1~2割と少なかったのが現状でこれ以上伸びるのは厳しいでしょう。
とはいえN国は岩盤支持層は維持できてるので2022年参院選全国比例では当選可能でしょう。
日本第一党は国政進出可能か?
結論から言って、日本第一党の国政進出は可能です。しかし、今後の情勢次第というところです。
2016年の都知事選挙の傾向で考えると日本第一党はすでに得票率0.5%はあると考えてもいいです。しかし今の安倍政権は中国の習近平国家主席の国賓待遇やコロナ対応などでネットの自民支持層から反発が生まれているのはたしかです。保守論客と呼ばれる人も次々と政権支持を打ち切るほどです。
最大な可能性と言ったら次世代の党票を吸収できるかです。見た感じと地方選挙の動向を考えると110万票はとることは可能でしょう。おそらく自民党を支持していた人たちの一部が日本第一党に流れる可能性は高そうです。