零ノ至港

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多摩モノレール武蔵村山市への延伸効果

多摩モノレール武蔵村山経由で箱根ヶ崎まで延伸される予定と報じられました。

武蔵村山市は東京都の市では唯一鉄道が通っていません。それが2030年代には開通されて鉄道空白域が解消されます。

今回は武蔵村山箱根ヶ崎の利用効果を検証しようと思います。

 

武蔵村山市の効果

モノレールはバスよりも本数は多く、最低でも10分に1本は出ています。バスと違って渋滞に巻き込まれないメリットがあります。

 

武蔵村山市から市外への通勤通学客は18000人、市外からは12000人です。首都圏の鉄道利用者は約2/3なので、地元への利用を含めたら武蔵村山市のモノレール利用者数は推定1日2万人とみています。

 

それだけでなく地元の利用としても効果は期待できるみたいです。具体的な数字は出せませんが...。

 

武蔵村山市内駅設置

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上北台駅から西へいくごとに緑が丘・村山医療センター武蔵村山市・三ツ木・岸殿ヶ谷と続き、箱根ヶ崎まで作られる予定です。

新青梅街道沿いの上にモノレールが建設されます。用地買収は順調なのであとは建設のみです。

 

緑が丘駅

緑が丘は都営村山団地があり、今は再建て替えが進められています。そこから都心へ向かう客が多いので利便性向上が期待されます。

 

村山医療センター

村山医療センターは整形外科など日本でトップレベルの病院として知られています。現在は玉川上水駅からバスが出ていますが、モノレール延伸で高齢者が通院するときにモノレールは便利なため利用は期待できそうです。

 

また近くには東京経済大学のキャンパスがあります。学生からの利用が起こるでしょう。

 

武蔵村山市

北へ300m歩くと市役所、南に200m歩くとイオンがあります。立飛駅でもショッピングモールが隣にできてからは利用者が倍に増えたのでどのくらい効果はあるかは未知数です。

 

三ツ木駅

特に目立った施設があるわけではないですが立川までの所要時間からは最も遠くに位置しています。

立川バスでは立川行きまで毎時1~2本ですが、モノレール開業で6~8本に増えますので利便性で恩恵を受けるでしょう。

 

岸・殿ヶ谷駅

武蔵村山市と瑞穂町の境目にあるため駅名とどこ負担かは未透明です。が武蔵村山高校が近くにあります。

 

ちなみに近くに神社がありますので年末年始の時に効果はありそうです。

 

箱根ヶ崎駅から立川まで

箱根ヶ崎から立川まではモノレールで行ってもJRで行っても所要時間に差はありません。

 

しかし箱根ヶ崎駅がある八高線では毎時2本と少なく、拝島駅で乗り換えが必要です。乗り換え次第ではモノレールの方が早く着くでしょう。

 

運賃はJRでは280円、モノレールでは400円かかります。便利さを求めるなら4000人からどれくらいかモノレールへ流れるでしょう。モノレール沿線沿いに行くならモノレールに流れます。利用者4000人からだけでなく、バスなどの利用者がモノレールを使うことが考えられます。

 

まとめ

結論を言うとモノレール延伸は鉄道空白地域の解消と思われます。人口7万人と多くはありませんが、地元や地元民からの要望が強いと言うことはそれほど需要はあるのだと思います。

事実都心への通勤客が多く、東部では大学や病院などの施設が多いので効果は期待できそうです。