羽田空港アクセス線についてと効果
羽田空港の利用者が激増したことの影響でJR東日本は2030年くらいまでに大崎駅から貨物路線を利用して羽田空港に路線を作ることを発表しました。
羽田空港駅には毎時8本の電車が止まる予定です。今回はダイヤや効果について調べつつ考えました。
経緯
2013年以降、観光立国を目指した日本政府はビザ免除や円安政策などにより、外国人観光客は急増しました。これにともない羽田空港や東京モノレールはますます過密になり、輸送量が限界に達するまでになりました。
新型コロナウイルスが流行しているとはいえ、終息したらまた増加するのではと思っています。2019年の外国人観光客は3200万人でした。
コロナがあってもなくてもどちらにしろ延伸すれば利便性の向上や混雑率が減少し、乗り換えなしで羽田まで行けるのは大きいでしょう。特に青梅・中央線は乗り換えなしで品川や渋谷で下りれるようになります。
東京モノレールについて
東京モノレールは長年羽田空港へのアクセスとして機能しました。東京都心自体人口は増加傾向なので、アクセス線ができたとしても本数は減っても残るでしょう。
路線についての予想
既にディズニーがある舞浜駅に停車する予定だと発表されています。蘇我駅で止まるか、たまに特急で館山に伸びるかはわからないです。需要を考えると毎時2本はでそうです。
常磐線
上野東京ラインでいくのは前提ですが、品川~秋葉原間は毎時4本羽田へいくことになるでしょう。
今年常磐線が開業したので特急で水戸・いわきや仙台まで行くか、都心への通勤の需要を考えると効果は大きいでしょう。
宇都宮線
宇都宮や小山からの通勤客がいることと日光への観光客を呼び込むためにできるでしょう。どちらかと言うと大宮~羽田間での延長という気はしますね...。
ただ羽田行きまでは列車だけでなく、特急を導入してもいいと思っています。羽田までなら特急の需要効果は出てもいいでしょう。
高崎線
上尾などの地域から都心アクセスの向上の効果は出るでしょう。羽田への用事があるなら、新幹線から乗り換える可能性はあります。新幹線から羽田まで乗り換えが必要なので、特急を導入してもいいと思っています。
埼京線・川越線
大崎~新宿間は毎時3本羽田に行くでしょう。池袋経由で大宮で通り、川越までのルートができるでしょう。
川越は都心への通勤需要だけでなく、観光としても羽田から影響がでそうです。
中央線
中央線は2022年から12両編成になります。これにより青梅線とセットで特快で新宿~立川間は毎時2本が出ると予想しています。
立川以西は高尾に限らず、たまに甲府や河口湖、松本まで特急がでたりするのではと思います。
中央線は新宿駅での乗り換えが大変なので、渋谷や品川まで一本でいけるのはおおきいですね。
青梅線
発表はされていませんが、中央線の利用状況を考えたら青梅線もあるのではと思っています。青梅線も2022年には12両編成になります。中央線特急の兼ね合いで若干は減ると思いますが、青梅線沿いからは新宿への需要は高いです。
というよりは新宿からの乗り換えをしなくて済む場合がでてきます。