零ノ至港

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消費税を累進化したら

消費税容認、増税賛成の中には「消費税は老人からもとれるし、金持ちほど多く払う」と言っています。

額だけで見たら間違っていません。しかし負担率だけで見ると逆進的です。私が金持ちなら消費税より所得税を嫌がります。

今回は消費税を累進課税化するとどうなるか検証しました。

 

消費税の累進課税のやり方

と言っても所得税みたいにそのまま累進税率を適用するのは不可能です。結果としては払う税率は同じです。ただ低所得者に消費税3%並みの負担を抑えるくらい多く給付するというやり方です。

例としてあげますが、やり方としては消費税を50%に上げた場合、世帯年収200万円までの世帯に年48万円給付しで世帯年収1000万円までに傾斜的に給付するとなります。

 

消費税50%で給付付き税額控除したら

私の給付付き税額控除案では最大6万円から8倍の48万円なのでそのまま8倍すると14兆円かかります。

それプラス年収300万円には2万円、400万円には4万円、500万円には6万円、600万円には8万円、年収700万円には10万円、年収800万円には12万円、年収900万円には6万円払わないといけなくなります。

総計すると20兆円は必要ではないでしょうか。消費税40%分は112兆円に相当するのでうち90兆円が財源として使われるでしょうか。

 

所得間での負担

世帯年収200万までなら消費税減税効果はありますが、それ以上は厳しいです。

 

年収300万の世帯は消費税25%分の打撃を受けるので実質的には増税です。

 

まとめ

検証した結果給付付き税額控除のためならなんでも増税しては危険だと言うことがわかりました。

給付自体は否定しませんが、負担率についても考えるべきですね。