零ノ至港

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田中角栄以前の社会保障制度に戻るとなるとさらなる社会保障削減に

1973年、田中角栄首相は福祉元年として

  1. 老人の医療費を無償としました。
  2. 年金の方式導入

をしました。これを気に社会保障制度は整っていきますが、中曽根政権を気に段階的に減らされます。特に小泉・安倍政権はより進まれます。

今後も社会保障は削減されますが、20年たっても田中角栄以前よりは福祉はまともでしょう。

 

田中角栄以前の社会保障のレベル

年金は積立方式でした。簡単に言えば今よりは年金は少なかったです。田中角栄内閣では年金支給額を2.5倍増やしました。分かりやすく言うと田中角栄以前の年金支給額は今の基礎年金分しかなかったです。当時は積立年金方式だったため、今よりはるかに少なかったです。今なら国民年金の半分は国税、残りは保険料から払われます。

今なったら国民年金の定額負担は半減し、保険料は18.3%から6.1%に減るでしょう。足りない分は年金機構から払われますが、今よりは機構の負担は少なくなるでしょう。

 

医療介護は窓口負担は国民保険(非正規や高齢者)は3割、それ以外の人は5割負担していた時代でした。高額療養費制度はありませんでした。今導入されたら医療だけで15兆円、介護だけで4兆円カットされます。