実は都知事選よりも政局が左右される都議会北区補欠選挙と情勢
北区都議補選
維新・あたらしい党の都議会議員だった音喜多駿氏が辞職(のちに参議院東京選挙区で当選)を受けて東京都知事選と同日に行われています。
候補者
山田加奈子:自民(公明応援)
斉藤りえ:立憲(共産応援)
佐藤こと:維新(あたらしい党応援)
天風いぶき:都F(小池百合子応援)
新藤かな(ゆづき姫):ホ新(N国応援)配信者
正直よく分からない女性同士の大激戦
今回は候補者の乱立で激戦状態です。正直誰が勝つかはわかりませんし、どんな結果になるかは興味あります。
公明党は小池百合子を応援しながら北区補選は自民党を応援。自民党支持者の大半は小池百合子を応援。目黒区長選挙で高い得票率を獲得した維新候補。漁夫の利を狙う立憲候補。
情勢?
◎本命○対抗△ワンチャンある🌀台風の目▲劣勢
(推定得票率)
○山田加奈子(25~40%)
○斉藤りえ(20~35%)
△佐藤こと(8~22%)
🌀天風いぶき(5~35%)
▲新藤かな(4~15%)
台風の目と言えるのは都民ファースト所属の天風いぶきです。自民党支持層の半分が流れるかもしれません。
実際大阪府知事選挙と大阪府議選のダブル選挙では複数選挙区では自民党支持層の半分が維新に流れ、国民支持層も一斉に維新に流れました。結果は維新の圧勝。
山田加奈子候補が一番優勢ですが、自民支持層が流出したら立憲の斉藤りえ候補が当選する可能性が高くなります。
また北区では維新に所属している音喜多駿の地盤です。音喜多駿はかつては都議会選でトップ当選し、去年の北区長選挙ではあと一歩まで現職を追い詰めました。と考えると佐藤こと候補もワンチャンあります。
政局が影響する理由は?
この北区都議補選はその後の国政や都政にも影響します。維新候補が得票を増やしたら関東地域にも維新の強さを知る貴重なデータとなります。
都民ファースト候補が多く得票した場合、2021年の東京都議会選挙でも自民vs都民ファーストの対決となります。野党共闘相手にも戦えるということですからね。
小池百合子のことを考えると東京都議会選挙は侮ることはできません。