零ノ至港

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東京都知事選結果

2020年東京都知事選、小池百合子都知事が2位と4倍差をつけて圧勝。自民党系の人がリベラル系支持層が多い地域でなかなかないことです。世界一大都市東京での首長選挙での話です。

https://www.nhk.or.jp/senkyo2/shutoken/16407/skh48032.html


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投票率

前回は小池百合子旋風により投票率が58%までに上がりました。しかし今回はコロナ影響やそもそも都知事選の報道が少なく、投票率はに低下しました。

それでも55%は健闘した方だと思います。

 

 

各候補の得票率

小池百合子59.8%

宇都宮健児14.5%

山本太郎 10.8%

小野泰輔10%

桜井誠2.9%

立花孝志0.7%

後藤輝樹0.4%

七海ひろ子0.4%

 

小池百合子

得票率59.7%、366万票獲得と女帝と呼ばれるほどの圧勝です。2012年の猪瀬以来の大勝でしょうか。

自民・公明支持層を固め、立憲や維新、国民支持層の半数以上が流れました。

 

猪瀬や舛添と違ってスキャンダルを起こさずに任期満了できた点で今の都知事を変える必要がないとの理由で得票できたのと思います。

予想以上の得票率ですね。

 

宇都宮健児

得票率は13.8%。立憲支持層の多くが他候補に流れ、共産支持層ですら一部は小池に流れます。

ただ選挙を通して立憲支持層の半数を確保し、2位の座を確保。

 

山本太郎(れいわ)

得票率は10.7%。れいわ支持層を固め、立憲支持層の一部からも流れる結果になりました。

2013年参院選と同じくらいの得票率という形になりました。

今後は中間層や女性票をどう取り込めるかです。

 

小野泰輔 (維新)

得票率10.0%と供託金没収は免れましたが、肝心の維新票は小池百合子に流れ、自民票もなかなか取り込めませんでした。

 

それでも都心の湾岸部では多く得票はしました。都議会大田区選挙では維新候補の得票率は15%超えと高く、本拠地の大阪だけでなく首都東京でも維新の勢力が拡大したのが確認されました。

 

立花孝志らN国系関係者4人(N国にいた平塚含め)

とある作家と後藤輝樹、スマイル党、スーパークレイジー君合わせて合計すると得票率2.2%です。

今回はN国票が分散されました。かといってそこまでN国は落ち込んでおらず、都議会補選では4%の得票率をとるなど衰えてはいません。

しかしピークアウト、オワコンとなったのはたしかです。

 

桜井誠(日本第一党)

前回の都知事選では114514票に近い得票数を獲得。今回は前回より知名度が高い状態でのぞんだ結果、17.8万票と得票を増やしました。

得票率は2.9%と都心部で多いですね。

 

今回は投票率が下がるなかで桜井誠票がガチガチの固定票であることがわかりました。

次期衆院選の国会進出は厳しいですが、2022年参院選なら国会進出の可能性はあります。4年たっても忘れずに桜井誠に投票したのですから。

 

 

まとめ

今回の都知事選では野党統一+自民対抗馬を立てても小池百合子が勝っていたでしょう。

小池百合子本人の人気が高いです。

 

ただ、都民ファーストの人気があるかといえばそうではなく、2021年の都議会選挙で大敗になるのはたしかです。議会がねじれると小池都知事自民党と手を組むか?

 

また泡沫候補ではネットで話題になった候補ほど得票率が高いですね。桜井誠はあの立花孝志含むN国関係者の得票率を超え、後藤輝樹や西本誠などが伸びています。