零ノ至港

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米国大統領選挙の予測

 


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2020年大統領選挙

2020年11月に米国大統領選が行われます。現職では共和党トランプ大統領民主党からはオバマ政権で副大統領を務めたバイデン前副大統領が大統領の座を巡って戦います。

トランプは74歳、バイデンは78歳です。どっちにしろ史上最高齢の大統領になるのは確実です。

他には極小政府を掲げるリバタリアン党があります。4年前では3%の得票率を獲得し、日本なら参議院比例で1議席とれるレベルです。あとは緑の党などの泡沫政党が立候補します。規模は小さいですが、激戦区では大きく左右される存在となります。

 

情勢

当初は経済政策で結果を残したトランプが再選濃厚と言われました。

しかし新型コロナウイルスが流行すると経済では大打撃を受けます。さらに世界最悪の感染者数と死者数を出してしまったため、トランプの支持率が下がっています。

 

一方バイデンはトランプがヤバすぎるおかげで支持率が伸びています。世論調査でもトランプが勝った地域でバイデン優勢がでてくるほど。

しかし失言などが目立ち、米国民の4割が「バイデンは認知症だと思う」と答えています。50年も政界にいるため、オバマ前大統領と比べたら迫力がいまひとつな感じです。

 

正直結果はわかりません。

 

大統領選の仕組み

アメリカの大統領選では大統領選挙人が投票して決めます。そのためにまずは州別で一番得票数が高い候補だけが大統領選挙人の定数をすべて獲得できます。

大統領選挙人は全米で538の定数で人口割合に応じて州ごとに割り当てられます。

270とれば勝ちです。

 

アメリカでは人種別割合で支持政党が左右される

アメリカでは年齢別ではなく大抵人種別によって支持政党は大きく変わります。

 

白人の6割は共和党、4割が民主党を支持しています。白人若者ですら6割が共和党を支持しています。

黒人層では9割が民主党を支持し、1割が共和党を支持しています。

ヒスパニック(中南米系)では65%が民主党、35%が共和党に投票しています。

アジア系・その他では支持が半々です。

 

今の人口割合で表すと推定で表すと民主党支持者は52%、共和党支持者は48%の割合です。

ただ2060年になると推定では民主党支持者は55%、共和党支持者は45%です。しかしヒスパニック支持層では若者ほど共和党支持者がやや高くなっている傾向なのでまだわかりません。

 

 

共和党の組織票6000万票は確実にトランプに投票

2008年大統領選ではアフリカ系アメリカ人初の大統領候補と言われたオバマ旋風に加えてブッシュ(共和党)があまりにも酷すぎた大統領であったにも関わらず、6000万票はとっています。そのため2020年は確実にトランプに流れるとみています。少なくとも174は獲得します。あとはラストベルト地域です。

 

民主党支持層は共和党支持層より多いが、1つの州に偏っている

民主党支持層はカリフォルニアなどの西海岸、ニューヨークなどのニューイングランド地域が主な地盤となっています。

これらの州では民主党が圧倒的に優勢なため、相対的に得票数が多くなるということです。

少なくとも203はバイデンに流れるでしょう。

 

 

大統領選決着へ最大の鍵はラストベルト地域・フロリダ

ラストベルト地域(アメリカ北中部)は最大の鍵となります。4年前の大統領選ではトランプがギリギリの差で制したことにより大統領になれました。

 

2018年下院議員選挙結果を元にするとバイデンが勝つ。しかし... 

2018年11月に下院議員選挙が行われました。 これを元にすると

285vs253でバイデンが勝ちます。

しかしあのときは共和党の支持層が投票しなかったという要因があります。共和党は5000万票で民主党は6000万票です。なので共和党は1000万票、民主党は500万票増えます。

 

これを加味すると290vs258で共和党が優勢になります。

 

2020年大統領選予測

私個人ではなんとも言えません。5分5分です。以上!