零ノ至港

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都構想は賛成がやや有利な理由2つは?

大阪都構想の是非に関する世論調査がでています。賛成がやや優勢もあれば反対がほんの少し優勢だったりとあります。

 

ただ傾向的には賛成派が若干有利になっていると推測しています。理由は

 

公明支持層の獲得が一番でかい

2015年の住民投票では1万票差で否決されました。しかし反対に回っていた公明党が賛成に回ることで若干優勢になってきました。

 

公明党は2015年の時は都構想に1割しか賛成していませんでした。今回も当初反対多数でしたが、賛成が4割と上がっているようです。

 

大阪では公明党得票率約16%と自民並みに強く、常勝関西と呼ばれるほどです。都構想に賛成した理由は衆院選で勢いがある維新からの刺客を立てられたくないからです。

ここは維新と協力して可決に動けば維新から刺客たてられなくて済むと思っているのでしょう。

 

世代的にも賛成がやや有利に

2015年の住民投票では70代以外は賛成が多かったです。特に若い人が賛成している傾向で、18~25歳の人にとってははじめての都構想の是非をめぐる住民投票です。

 

年月がたち、反対派は70代で賛否拮抗状態になり、80代以上が反対多数となっています。 

5年もたっているため以前投票した人は高齢などでおらず、若い人が出始めています。

 

自民支持層では若者ほど都構想に賛成傾向になっていますね。

 

政党支持層の賛否割合自体は公明以外変化なし

維新支持層のほとんどは賛成、自民支持層は前回同様4割賛成。都構想反対の立憲ですら5年前(当時は民主党)と同じく25~30%賛成しています。共産支持層は前回同様1割賛成です。

 

で公明支持層は前回1割から4割へ賛成が増加しています。どれくらいまで伸びるでしょうか?

 

鍵は大阪市南部

前回の住民投票大阪市北部は賛成が多かったですが、南部では反対が多かったです。

 

仮に可決しても南部が反対多数ならその後の大阪府大阪市政にも影響は残るでしょう。

賛成派はすべての区域で賛成多数とる勢いで取るべきです。