米国大統領選、トランプ・バイデンが有利な理由~バイデンが有利な理由編
米国大統領選挙でどうなるかはわかりません。
ここではバイデンが優勢な目線に立って理由について書いていきます。
トランプは2016年の逆転劇が厳しい情勢も
2016年では誰に投票するか迷ってる層を獲得し、トランプが逆転して勝利しました。
しかし今回は誰に投票するか迷ってる層は4年前より少ないです。さらにバイデン支持者もトランプの支持者も9割は投票先を変えないとの世論調査であったため逆転は難しいと言われます。
マイノリティ系有権者増加でトランプが不利になりつつある?
白人の人口は減少し、ヒスパニックの人口が増加しています。白人人口は2050年に半数割れする予測がありますね。
もちろん非白人にもトランプ支持層は一定おり、黒人の9割、アジア系の半数、ヒスパニックの3割はトランプ支持です。特にキューバ系や中国系に多いようです。
ただヒスパニック人口増加により共和党の支持基盤であるテキサスとアリゾナが激戦状態になっています。これら州が民主党が勝つ可能性はあります。
トランプの支持率低迷
コロナ以前は米国経済が好調のため、多少問題があるトランプが再選濃厚の情勢でした。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大をうまく止まれず、さらに経済大不況で失速しました。米国は世界一PCR検査数が多いですが、感染者数900万人、死者数23万人と世界一被害を受けています。日本の人口に換算すると感染者数310万人、死者数8万人ですか。
国土が広いから抑えれやすいはずなのに拡大してしまったことがあり、トランプ政権への批判が高まっています。
さらにトランプ本人がコロナ陽性でさらに勝率が下がりました。しかし再び這い上がっているためまだわかりません。
トランプが嫌なだけの人が流れることも
2016年大統領選挙ではヒラリークリントンが嫌との理由でトランプに多く流れました。
しかし2020年ではトランプのコロナ対応で不支持になっている人が現れたため、仕方なくバイデンに流れる可能性はあります。
これらの人は「トランプは嫌だけどかといってバイデンも..」の人が多いです。それでもバイデンの方がマシと言って流れると考えられます。
トランプの今後の選挙戦略はまずい
バイデンは選挙演説せずに地下に引きこもりますが、トランプはコロナ回復後に演説を強行しています。
で、トランプの選挙戦略は農村部に回って保守層の徹底的な掘り起こしです。都市部の無党派層が鍵となるのに掘り起こし戦略ではかなりきついと思います。
たしかに農村部でのトランプ支持は強固になっていますが、新規支持層獲得は厳しいです。