維新が野党第一党になるには5つの高いハードルがある
維新が野党第一党になるには5つの高いハードルがある
日本維新の会の松井一郎代表は次期衆院選で100人擁立するとのことです。で、野党第一党を目指すとのことです。
結論から言って可能性は数%です。議席はかなり増えますが、無理でしょう。
ただ、
- 立憲の得票数を850万前後に抑える
- その他政党の得票数が増えないこと
- 立憲議員選挙区当選が30人に抑えること
- 比例票で1350万票獲得
- 選挙区で20人当選
これら条件をすべて満たせば、維新が野党第一党になれる可能性が高いです。
立憲民主党の得票数は?
立憲は2017年衆院選に1200万票獲得しました。しかし2019年参院選にれいわ新選組の台頭や支持層離れで790万票に終わりました。
のちに社民党合流により、得票数は増えます。が、支持率は上がっていないためそれほど増えないと推測されます。
850万票に抑えればいい方です。
立憲議員の選挙区当選阻止が維新が野党第一党になる道
与野党一騎討ちで選挙区に臨んだ場合、立憲は今の60から120の選挙区で当選すると推測されます。
しかし既にれいわが消費税5%に応じない理由で立憲候補に刺客を立てています。また、維新も何人かは激戦区に擁立しているため、今のところ立憲が当選可能な選挙区は100となっています。
ガチで維新が確信犯で刺客立てれば30人当選まで阻止できます。れいわもいくつか立てるので調整は必要ですね。
維新が比例で関西1.75倍、それ以外の地域で3.5倍増やしたら、立憲の得票数に変化ないなら20~25の獲得議席数の差は開く
比例票稼ぎは必要で、維新が野党第一党になるなら最低1350万票は必要です。
2012年衆院選の維新は1200万票、みんなの党は500万票でしたので、潜在性はあります。
ただその風が吹くかどうかです。現段階では600~800万票くらいなのでまだ足りません。
しかし現職議員を増やせば次の次の選挙で優位には立てます。
選挙区当選は20人が目安
維新は関西地域で20人選挙区とれば野党第一党への道が近くなります。あくまで目安です。
選挙区当選で立憲に勝つのはほぼ不可能です。なので比例を稼ぎつつ、地盤である関西で確実に当選しないと厳しいです。
現段階では10何人かが当選予測となっていますので、まだ伸びる余地はあります。