2021年東京都議会選挙結果予測
都議会選挙
2021年7月は東京都議会選挙が行われます。
都議会選の争点としては小池都政の是非、五輪、コロナ対応です。
果たして小池百合子率いる都民ファーストはどうなるでしょうか?
2021年都議会選議席数予測
自民26→45
公明23→23
立憲5→22
共産18→16
都F49→11
維新1→8
生活1→2
無所属4→0
合計127
世田谷区:自民2公明1立憲1共産1生活1維新1都F1
大田区:自民2公明2立憲1維新1共産1都F1
足立区:自民1公明2立憲1共産1都F1
練馬区:自民2公明1立憲1共産1都F1
杉並区:自民2公明1立憲1共産1維新1
江戸川区:自民1公明1共産1維新1都F1
新宿区:自民1公明1共産1維新1
江東区:自民1公明1共産1維新1
品川区:自民1公明1立憲1維新1
北区:自民1公明1維新1
葛飾区:自民1公明1立憲1共産1
板橋区:自民1公明1立憲1共産1都F1
中野区:自民1公明1立憲1
豊島区:自民1公明1都F1
目黒区:自民1公明1共産1
渋谷区:自民1立憲1
墨田区:自民1公明1立憲1
港区:自民1都F1
台東:自民1立憲1
文京区:自民1立憲1
荒川区:自民1公明1
千代田区:立憲1
中央区 自民1
八王子:自民1公明1立憲1共産1都F1
町田:自民1公明1共産1都F1
立川:自民1立憲1
三鷹:自民1立憲1
小平:自民1立憲1
西東京:自民1立憲1
府中:自民1立憲1
日野:自民1立憲1
武蔵野:自民1
小金井:自民1
昭島:自民1
青梅:自民1
西多摩:自民1都F1
南多摩:自民1立憲1
北多摩1:自民1公明1共産1
北多摩2:自民1生活1
北多摩3:自民1公明1共産1
北多摩4:自民1共産1
伊豆小笠原諸島:自民1
選挙結果と今後の情勢
結論から言うと自民が巻き返して自公過半数による都政となります。そのため小池百合子知事は自民の賛同を得ないと運営ができなくなる状況になるでしょう。
立憲や維新は前回より大幅に躍進、共産は微減、東京生活者ネットワークは1人増加という予測です。
自民:議席数が回復。しかし勢いを維持できるかといえば..
自民は大幅に回復します。都民ファーストが崩れるお陰で議席数は取り戻せるでしょう。
しかし1人区や複数区は都Fと立憲の分裂選挙で勝っているのであって、2025年に勢力を維持できるかは厳しいです。都民ファーストが健在なうちならいいですが、立憲と維新の候補者争いとなると戦いは厳しくなります。
公明:都Fとの選挙協力でどうにか議席数を維持。自民ともバランスよく
公明は3回連続全員当選の公算が高いです。都政では小池百合子と自民との調整役という形になるでしょうか。
自民と都Fでは議席過半数に達しないため、公明が今後の都政の鍵となります。
立憲:8年ぶりの20議席代。都F議員を合流させれば、さらに議席増加も
立憲は2013年以降大敗しまくりましたが、今度は流石に議席数はかなり増えると思います。
前回の選挙では民進党議員や支持層が都Fに流出したため、大敗しました。しかし都Fはボロボロになっているため、複数区中心に巻き返せます。
後、都Fの看板では勝てないと判断して立憲に流れる議員が出てくる可能性があります。現段階ではいませんが。
共産:野党分裂選挙の影響で勢力維持。ただ都F衰退後の2025年選挙は..
共産は支持層が岩盤のため、2013年選挙では
野党分散の影響で躍進、17年選挙でも自民と都Fの戦いに埋没されることなく、議席数を増やしました。
しかし勝ちすぎたため、さすがに議席数は減ると思います。それでも複数区では立憲vs維新vs都Fの選挙区がありますので、岩盤支持層を使えば、共産の勢力は維持できます。
しかし2025年、都Fの衰退と維新の躍進で議席を巡って激戦となり、10議席前後まで下がる可能性が高いです。とはいえ維新の勢い次第もありますので、勢力維持できる可能性もあります。
都F:大惨敗の結果に。自公との協力となり、小池辞任以降は分裂・解体も
都Fは大都市中心に11議席獲得にとどまります。北区選挙ではあの維新より得票数が少なかったため、かなり苦戦することになります。
それでも公明の支援と立憲と維新との乱立でどうにかはもちそうです。また、都知事選と都議会選の傾向で小池百合子しか投票しない人は40万人いると推定しています。そのおかげでなんとか持つでしょう。
しかし、少数与党に転落です。
小池百合子がいなくなったら、都F議員は選挙に勝つために自民か立憲、維新に流出して消滅するでしょう。だって元民主議員がたくさんいますから。彼らは選挙に勝つために民進党から希望の党に入り、今は立憲民主党にいます。
維新:議席増加も、まだ潜在力あり。都F衰退後の2025年選挙で伸びるか
維新は23区内中心に前回より6議席増加の8議席は見込めます。ただ都民ファーストとの支持層がかぶるため、大幅な躍進はしないと思います。
ただ、2025年に都Fが擁立断念すると15議席くらいまでは増える可能性があります。まずは足場固めと言ったところでしょうか。
生活:都市部で勢力維持。れいわ新選組との相関性は?
東京生活者ネットワークは都Fの影響力低下により、世田谷で議席復活はなると思います。
なんとなく支持層はれいわ新選組と被ってる感じはします。世田谷はれいわ得票率は10%を超えており、現職議員がいる北多摩2区の地域でも国立や国分寺は特にれいわ得票率は高めです。
支持層に親和性というのは明らかだと思いますね。