衆院選北海道選挙区・比例の情勢と議席・当選予測~立憲が比例北海道で単独候補を擁立すべき理由は?
衆院選北海道選挙区の情勢と予測(5/12更新)
北海道では立憲と共産との候補者調整が進んでおります。そのため立憲が選挙区を制する箇所は増えるでしょう。つまり共産が候補者を下ろせば共産支持層が立憲に流れるため、立憲が有利になります。れいわが万が一刺客を立てても揺らぎはしないと思います(そもそもれいわは比例単独の可能性が高い)。
自公については公明党支持層が4年前より約1割減少しており、苦戦するでしょう。唯一の公明選挙区である10区は前回でこそ接戦で勝ちましたが、今回は立憲候補が若干優勢だと推測します。
共産との候補者調整をしっかり行えば、立憲は9議席とる可能性が高いです。比例復活含めると立憲は選挙区全員当選する勢いです。
立憲は万が一全員当選に備えて比例単独候補2人を擁立すべきだと思います。
ただ、北海道東部に維新(実質は新党大地)候補を擁立した場合は情勢がやや変動する可能性があります。ただ、維新はそこまで擁立に積極的ではなく、立憲が優勢であることには変わりません。
現在は北海道2・3・5・7・9区は立憲と共産候補が乱立していますが、共産候補を下ろした前提で行います。事実、今共産が擁立した選挙区は2017年衆院選では共産は下ろしましたし、2021年4月の北海道2区補選は共産候補を下ろしました。
今回は与野党激戦区で共産候補を下ろした前提で行います。
比例北海道議席予測
自民3~3~4
立憲2~2~3
公明0~1~1
共産0~1~1
維新0~1~1
衆議院北海道選挙区獲得議席予測
立憲9
自民2
衆院選北海道議席獲得予測
立憲11
自民5
公明1
共産1
維新1
衆議院北海道選挙区当選予測
◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利
◇供託金没収の可能席あり(得票率10%以下だと比例復活できない)
◆供託金没収濃厚
☆比例復活の可能性あり
1区
道下大樹(立憲)◎
船橋利実(自民)▲
2区
松木謙公(立憲)○
自民候補(自民)△☆
山崎泉(維新)▲☆
3区
荒井聡(立憲)○
高橋宏嘉(自民)△☆
5区
和田義昭(自民)○
池田真紀(立憲)△☆
森山佳則(幸福)▲■
6区
西川将人(立憲)◎
東国幹(自民)▲
7区(自民:鈴木貴子擁立可能性あり?父である維新・鈴木宗男次第?)
篠田真保子(立憲)○
伊藤良孝(自民)△☆
8区
逢坂誠司(立憲)◎
前田一男(自民)▲
9区
山岡竜丸(立憲)○
堀井学(自民)△☆
10区
神谷裕(立憲)□
稲津久(公明)■
11区
石川香織(立憲)○
中川ゆうこ(自民)△☆
12区
武部真(自民)◎
共産候補(共産)▲☆