4月に衆議院解散したら衆院選の議席獲得数予測はどうなるか?
菅首相が4月解散に慎重だが...
ここ最近、野党が内閣不信任決議案提出の動きを見せております。これに自民党二階幹事長は衆議院解散するよう、首相に説得させると発言しました。
菅首相本人は東京五輪後である今年秋解散、つまり衆議院任期満了での解散を望んでいます。菅本人も慎重寄りだ首相就任した去年9月解散は行いませんでした。五輪成功だけでなく、自身のデジタル庁設置やコロナワクチン普及で成果を出したいのでしょう。
7月解散との声はありますが、ちょうど行われる東京都議会選挙に専念したい公明党が反対しているため、ほぼないでしょう。
衆院選議席獲得予測
選挙区 比例 合計 得票数 参院選比例換算
自民 165 68 233 1770 (17)
公明 8 21 29 630 (6)
立憲 91 37 128 1015 (10)
維新 14 25 39 800 (8)
共産 1 12 13 450 (4)
国民 9 6 15 270 (2)
れいわ 0 6 6 265 (2)
社民 1 1 2 85
その他 180 (1)
比例議席獲得予測内訳
北海道
自民3~3~4
立憲2~2~3
共産1~1~1
公明1~1~1
維新0~1~1
東北
自民5~6~7
立憲3~3~4
公明1~1~2
共産1~1~1
維新0~1~2
国民0~1~1
北関東
自民7~7~8
立憲4~5~6
公明2~2~3
維新1~2~3
共産1~1~2
国民0~1~1
れいわ0~1~1
自民8~8~9
立憲4~5~6
維新2~3~3
公明2~2~3
共産2~2~3
れいわ1~1~2
国民0~1~1
東京
自民5~6~7
立憲3~4~5
維新1~2~3
公明2~2~2
共産2~2~2
れいわ1~1~2
国民0~0~1
北陸信越
自民5~5~6
立憲2~3~3
公明1~1~2
共産0~1~1
維新0~1~2
国民0~0~1
東海
自民8~8~9
立憲4~5~6
維新2~3~3
公明2~2~3
共産1~1~2
国民1~1~2
れいわ0~1~1
近畿
維新8~8~9
自民7~8~8
立憲3~4~5
公明3~4~4
共産2~2~3
れいわ1~1~1
国民0~1~1
中国
自民5~6~6
立憲2~2~3
公明1~2~2
維新0~1~1
共産0~0~1
国民0~0~1
四国
自民3~3~4
立憲1~1~2
公明1~1~1
維新0~1~1
九州
自民8~8~9
立憲3~3~5
公明2~3~4
維新1~2~2
共産1~1~1
国民1~1~1
れいわ0~1~1
社民0~1~1
考察理由
自公で262議席が推定の予測です。かろうじて自公で絶対安定多数、自民単独過半数を確保しますが、今後衆議院の運営で自民単独で各委員会過半数と委員長独占は厳しくなるでしょう。
また、前回より創価学会票が減る影響が出ます。公明候補への得票数が地方選で4年前より約1割減少しました。さらに大阪では自公衰退と維新躍進の影響で自民は大阪選挙区が全滅する可能性があります。
立憲と国民は現在より議席数か増加します。共産候補を下ろすかによりますが、共産は下ろしてくる可能性が高いです。国民と共産が野党共闘しないとの声はありますが、なぜ激戦区である茨城5区と滋賀1区の国民候補に共産は擁立しないのでしょうか?
国民は立憲共産との候補者調整と第三極支持層の獲得で15議席になるのではと予測します。北九州市議選では国民候補の得票数は2割減に抑えましたからなんとか勝てると思います。
共産は1議席増えて13議席となるでしょう。ただ、比例枠では北関東・東海の2議席目、近畿の3議席目確保に向けて接戦です。情勢次第では16議席まで増えるでしょう。
維新は39議席まで増やすと推測します。自公衰退と無党派層掘り起こしで大阪選挙区は維新大量当選が起きると推測します。自民は大阪で全滅となる可能性があります。比例も伸びて維新は大阪関西政党から全国区となるのでしょうか?
万が一ねじれ国会になった場合は維新の影響力は拡大するでしょう。
れいわは比例中心に6議席獲得予測です。コアな支持層がいますので、固いと思います。ただ、接戦次第では3議席止まりになる可能性もあります。あと、2019年参院選で山本太郎個人票が99万票ありましたので、これがれいわに流れるかですね。
社民は2議席獲得予測です。一応比例九州ブロックはなんとか議席獲得は可能ですが、政党要件を満たす得票率2%はかなり厳しいでしょう。2022・25年参院選、その次の衆院選で全国得票率2%を下回ると政党要件を失います。