零ノ至港

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参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選の情勢と予測

参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選

参議院長野では立憲の羽田雄一郎議員が新型コロナウイルス感染で亡くなり、参議院広島では河井杏里が選挙運動買収の罪で失職、衆議院北海道2区は吉川元が緊急事態宣言下で深夜の会食をしたため、辞職しました。

 

今回のトリプル選挙では与野党の力量が問われます。3人当選すれば野党に勢いが上がり、2人当選なら現状維持のところだと思います。

 

選挙当選予測

◎優勢
○やや優勢
△やや不利
▲不利

 

参議院長野

羽田次郎(立憲共産国民社民推薦)
57%◎
小松祐(自民公明推薦)
40%△
神谷幸太郎(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院広島

西田英範(自民公明推薦)
54%○
宮口治子(立憲共産国民社民推薦)
43%△
山本貴(NHK党推薦)
3%▲

 

衆議院北海道2区

松木謙公(立憲共産国民社民推薦)
50%○
鶴羽佳子(無所属だが、実質自民推薦)
35%△
山崎泉(維新・新党大地推薦)
12%▲
斎藤忠行(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院長野:民主系・共産が強い羽田王国で弔い合戦を制する公算がかなり高い

長野県はかつて自民党に在籍した羽田孜自民党から離党し、1994年に首相になった実績があります。さらに共産党得票率が11%と平均より高く、その両方の影響で長野県は野党が強いです。

 

その息子である羽田雄一郎は1999年参院選補選で初当選し、ました。その弟である次郎が弔い合戦で出馬します。弔い合戦は基本的に優勢のため羽田次郎当選が有力です。

 

長野県の世論調査では自民29%より立憲34%と支持率が高く、とある情勢ではすべてにおいて羽田氏が優勢とのことです。

 

あとは自公がどれだけ得票できるかでしょうか。自公の得票数次第では次期衆院選に影響を及ぼしそうです。

 

参議院広島:基本的には自民候補が優勢だが、河井夫妻の影響を覆せるか?

広島は自民公明が強く、2年前の参院選では自民2人独占を企み、2人区で擁立したほどです。基本的には自民候補が優勢です。

 

しかし、選挙活動で河合夫妻への逆風はあり、「河合に買収されたのか」との声があるようです。それを跳ね返すほどです。さらに情勢調査では与野党候補の差が縮んでいるようです。

 

おそらく自民候補が優勢なのは間違いありませんが、河合夫妻による逆風で負ける可能性があります。万が一自民が負けたら自民党内で菅下ろしが起こる可能性があります。二階自民党幹事長は菅政権続投を支持していますが、果たして。

 

衆議院北海道2区:立憲候補当選濃厚。また、維新は衆院選に向けての強さが正確にわかる

足し算理論で行えば、基本的に立憲候補が勝ちます。なぜなら共産候補が降りていますので勝つ可能性が高いです。

 

ただ、それよりも維新の力が試されるでしょう。特に維新は次の衆院選で比例北海道に進出できるか、国政選挙でどのくらい比例議席獲得となるが鍵となりそうです。札幌市北区東区維新の得票率は2019年参院選では7.8~7.9%です。これよりも多く稼げば比例で1議席取れるでしょう。