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衆院選近畿選挙区・比例の情勢と議席・当選予測~自公vs維新vs野党共闘の構図

衆院選近畿選挙区の情勢と予測(4/12更新)

近畿地方では大阪を地盤とする維新が強く、選挙区は自公vs野党共闘vs維新の構図が多いです。ただ、公明党選挙区は大阪での都構想や広域一元化条例賛成を条件に維新は擁立していません。

選挙区情勢が変動するとしたら大阪での維新がどれだけ議席が増やせるかです。自公衰退(特に公明票)と維新伸長によって前回より維新議席数は増えると思います。兵庫県宝塚市長選では維新候補が当選まであと一歩まできたため、大阪選挙区では公明調整候補と辻元清美(その辻元も僅差で勝利予測)がいる以外は勝つ可能性があります。


野党共闘勢力も選挙区で3つくらいは増えると思います。しかし立憲民主党は選挙区に当選しないと比例落選になる議員が続出する可能性が高まります。前回の立憲・希望で比例枠は10ありましたが、今回は枠が4くらいしかないでしょう。

自民や立憲は議席減ることが濃厚のため、後は比例枠で巻き返すしかありません。維新だけでなく、共産とれいわ、国民と枠を争うことになるでしょう。


今回も与野党激戦区は野党候補一本化した前提で行います。

 

比例近畿議席予測

維新7~8~9
自民7~8~8
立憲3~4~5
公明3~4~4
共産2~2~3
れいわ0~1~1
国民0~1~1

 

衆議院近畿選挙区獲得議席予測

自民22
維新14
公明6
立憲3
国民3

 

衆院選近畿議席獲得予測

自民30
維新22
公明10
立憲7
国民4
れいわ1

 

衆議院近畿選挙区当選予測

◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利
◇供託金没収の可能席あり(得票率10%以下だと比例復活できない)
◆供託金没収濃厚
☆比例復活の可能性あり

 

滋賀県
1区
斎藤アレックス(国民)○
大岡敏孝(自民)△☆

 

2区
上野賢一郎(自民)○
田島一成(立憲)△

 

3区
武村展英(自民)◎
佐藤耕平(共産)▲

 

4区
徳永久志(立憲)○
小寺裕継(自民)△☆

 

京都府
1区
伊吹文明(自民)
穀田恵二(共産)△☆

 

2区
前原誠司(国民)◎
繁本護(自民)▲
地坂拓晃(共産)▲
中達辰哉(れいわ)◇☆

 

3区
泉健太(立憲)○
木村弥生(自民)△☆
森夏枝(維新)▲

 

4区
田中英之(自民)○
吉田幸一(共産)▲
北神圭郎(無所属)▲

 

5区
本田太郎(自民)◎
山本和嘉子(立憲)△
山内健(共産)△

 

6区
安藤裕(自民)□
山井和則(立憲)△☆
中嶋秀樹(維新)▲☆

 

奈良県

1区
小林茂樹(自民)□
馬渕孝夫(立憲)■☆
谷川和広(維新)△☆

 

2区
高市早苗(自民)◎
猪奥美里(立憲)▲
宮本次郎(共産)▲

 

3区
田野瀬太道(自民)◎
?(?)▲

 

和歌山県
1区
岸本周平(国民)◎
門博文(自民)△☆

 

2区
石田真敏(自民)◎
藤井幹雄(立憲)▲

 

3区
二階俊博(自民)◎
畑野良弘(共産)▲

 

大阪府
1区
井上英孝(維新)□
大西宏幸(自民)■☆
村上賀厚(立憲)▲
竹内祥倫(共産)▲
八幡愛(れいわ)◇

 

2区
森島正(維新)□
左藤章(自民)■☆
尾辻かな子(立憲)△☆

 

3区
佐藤茂樹(公明)◎
荻原仁(立憲)▲
渡部結(共産)▲

 

4区
美延映夫(維新)□
中山泰秀(自民)■☆
吉田治(立憲)▲
清水忠史(共産)▲☆

 

5区
國重徹(公明)◎
長尾秀樹(立憲)▲
宮本岳(共産)▲☆
大石あき子(れいわ)◇☆

 

6区
伊佐進一(公明)○
村上忠孝(立憲)△

 

7区
奥下剛光(維新)□
渡嘉敷奈緒美(自民)■☆
乃木涼介(立憲)▲
川添健真(共産)▲
西川引城(れいわ)◇

 

8区
漆間譲司(維新)○
大塚高司(自民)△☆
松井博史(立憲)△

 

9区
足立康史(維新)○
原田憲司(自民)△☆
大椿裕子(社民)▲

 

10区
辻元清美(立憲)□
池下卓(維新)■☆
大隈和英(自民)△☆

 

11区
中司宏(維新)□
平野博文(立憲)■☆
佐藤ゆかり(自民)■☆

 

12区
藤田文武(維新)□
北川晋平(自民)■☆
宇都宮優子(立憲)▲
松尾正利(共産)▲

 

13区
岩谷良平(維新)◎
宗清皇一(自民)△
神野淳一(共産)▲

 

14区
維新候補(維新)◎
長尾敬(自民)△
小松久(共産)▲

 

15区
浦野靖人(維新)◎
竹本直一(自民)△
為仁史(共産)▲

 

16区
北側一雄(公明)○
森山浩行(立憲)△

 

17区
馬場伸幸(維新)◎
岡下昌平(自民)△
森流星(共産)▲

 

18区
遠藤敬(維新)○
神谷昇(自民)■☆
川戸康嗣(立憲)▲
望月亮佑(共産)▲

 

19区
伊東信久(維新)□
谷川とむ(自民)■☆
長安豊(立憲)▲
北村みさ(共産)▲

 

兵庫県
1区
盛山正仁(自民)○
井坂信彦(立憲)■
一谷勇一郎(維新)■☆

 

2区
赤羽一嘉(公明)○
船川治郎(立憲)△

 

3区
関芳弘(自民)○
佐藤泰樹(国民)△
赤田勝紀(維新)△☆

 

4区
藤井比早之(自民)○
今泉真緒(立憲)△

 

5区
谷公一(自民)○
梶原康弘(立憲)△

 

6区
大串正樹(自民)○
桜井周(立憲)△
市村浩一郎(維新)△☆

 

7区
山田賢司(自民)○
安田真理(立憲)△
三木圭恵(維新)△☆

 

8区
中野洋昌(公明)◎
小村潤(共産)▲
辻恵(れいわ)▲☆

 

9区
西村康稔(自民)◎
福原由加利(共産)▲

 

10区
渡海紀三郎(自民)○
隠樹圭子(立憲)△
堀井健智(維新)△☆

 

11区
松本剛明(自民)◎
住吉寬紀(維新)▲☆
太田清幸(共産)◇

 

12区
山口壮(自民)◎
酒井孝典(立憲)△
赤木正幸(維新)△☆

参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選の情勢と予測

参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選

参議院長野では立憲の羽田雄一郎議員が新型コロナウイルス感染で亡くなり、参議院広島では河井杏里が選挙運動買収の罪で失職、衆議院北海道2区は吉川元が緊急事態宣言下で深夜の会食をしたため、辞職しました。

 

今回のトリプル選挙では与野党の力量が問われます。3人当選すれば野党に勢いが上がり、2人当選なら現状維持のところだと思います。

 

選挙当選予測

◎優勢
○やや優勢
△やや不利
▲不利

 

参議院長野

羽田次郎(立憲共産国民社民推薦)
57%◎
小松祐(自民公明推薦)
40%△
神谷幸太郎(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院広島

西田英範(自民公明推薦)
54%○
宮口治子(立憲共産国民社民推薦)
43%△
山本貴(NHK党推薦)
3%▲

 

衆議院北海道2区

松木謙公(立憲共産国民社民推薦)
50%○
鶴羽佳子(無所属だが、実質自民推薦)
35%△
山崎泉(維新・新党大地推薦)
12%▲
斎藤忠行(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院長野:民主系・共産が強い羽田王国で弔い合戦を制する公算がかなり高い

長野県はかつて自民党に在籍した羽田孜自民党から離党し、1994年に首相になった実績があります。さらに共産党得票率が11%と平均より高く、その両方の影響で長野県は野党が強いです。

 

その息子である羽田雄一郎は1999年参院選補選で初当選し、ました。その弟である次郎が弔い合戦で出馬します。弔い合戦は基本的に優勢のため羽田次郎当選が有力です。

 

長野県の世論調査では自民29%より立憲34%と支持率が高く、とある情勢ではすべてにおいて羽田氏が優勢とのことです。

 

あとは自公がどれだけ得票できるかでしょうか。自公の得票数次第では次期衆院選に影響を及ぼしそうです。

 

参議院広島:基本的には自民候補が優勢だが、河井夫妻の影響を覆せるか?

広島は自民公明が強く、2年前の参院選では自民2人独占を企み、2人区で擁立したほどです。基本的には自民候補が優勢です。

 

しかし、選挙活動で河合夫妻への逆風はあり、「河合に買収されたのか」との声があるようです。それを跳ね返すほどです。さらに情勢調査では与野党候補の差が縮んでいるようです。

 

おそらく自民候補が優勢なのは間違いありませんが、河合夫妻による逆風で負ける可能性があります。万が一自民が負けたら自民党内で菅下ろしが起こる可能性があります。二階自民党幹事長は菅政権続投を支持していますが、果たして。

 

衆議院北海道2区:立憲候補当選濃厚。また、維新は衆院選に向けての強さが正確にわかる

足し算理論で行えば、基本的に立憲候補が勝ちます。なぜなら共産候補が降りていますので勝つ可能性が高いです。

 

ただ、それよりも維新の力が試されるでしょう。特に維新は次の衆院選で比例北海道に進出できるか、国政選挙でどのくらい比例議席獲得となるが鍵となりそうです。札幌市北区東区維新の得票率は2019年参院選では7.8~7.9%です。これよりも多く稼げば比例で1議席取れるでしょう。

衆院選東海選挙区・比例の情勢と議席・当選予測~与野党激戦区の情勢はは連合(国民民主)次第

衆院選東海選挙区の情勢と予測(5/12更新)

衆院選東海では静岡と愛知で影響が及びそうです。静岡は与野党一騎討ち対決なら5議席獲得できる試算ですが、維新やれいわの擁立と細野豪志氏が民主系から自民系へ移った影響で前回と変わらず、2議席となるでしょう。

 

愛知県は15人のうち11人が野党統一候補が勝つ公算が高いです。前回より4人当選が増える予測です。なお、岐阜県三重県に変動はありません(岐阜2区は維新がいるから)。

 

ただ、国民民主党の支持母体である連合が万が一自民側に付くと愛知は激戦と化し、前回より議席数が減る可能性があります。連合関係者は共産との候補者調整に反発する勢力がありますね。

 

今回は与野党激戦区で共産候補を下ろした前提で行います。

 

比例東海議席予測

自民7~8~8
立憲4~5~6
公明2~3~3
維新2~2~3

共産1~1~2

国民1~1~2

れいわ0~1~1 

 

東海選挙区獲得議席予測

自民17

立憲14

国民1

 

衆院選東海議席獲得予測

自民25

立憲19

公明3

共産2

維新2 

国民2

れいわ1

 

選挙区当選予測

◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利
◇供託金没収の可能席あり(得票率10%以下だと比例復活できない)
◆供託金没収濃厚
☆比例復活の可能性あり

 

静岡県

1区

上川陽子(自民)○
遠藤行洋(立憲)△
青山雅幸(維新)▲☆
島津幸広(共産)◇
高橋美穂(国民)◇

 

2区

井林辰憲(自民)◎
福村隆(立憲)▲
鈴木千佳(共産)◇
大池幸男(れいわ)◇

 

3区 

小山展弘(立憲)□
宮澤博行(自民)■☆

 

4区

深澤陽一(自民)◎
田中健(国民)△☆

中村憲一(維新)▲

 

5区

細野豪志(無所属)○
吉川赳(自民)□☆
小野範和(立憲)△

 

細野豪志は自民としてカウント

 

6区 

渡辺周(立憲)○

勝俣孝明(自民)△
大嶽創太郎(無所属)▲

平山良平(社民)◇

 

7区

城内実(自民)◎
日吉雄太(立憲)△

 

8区

塩谷立(自民)◎
源馬謙太郎(立憲)△☆
平賀高成(共産)◇

 

愛知県

1区

吉田統彦(立憲)□
熊田裕通(自民)■☆

佐藤夕子?(維新)▲☆
 

2区

古川元久(国民)◎
薬師寺道代(自民)▲

 

3区

近藤昭一(立憲)◎
池田佳隆(自民)△☆

 

4区

牧義夫(立憲)○
工藤彰三(自民)△

 

5区

西川厚志(立憲)○
神田憲次(自民)△☆
田中孝博(維新)▲☆

 

6区

丹羽秀樹(自民)○
松田功(立憲)△
内田謙(共産)▲

 

7区

森本和義(立憲)□

鈴木淳司(自民)■☆

 

8区 

伴野豊(立憲)○
伊藤忠彦(自民)△☆

 

9区 

岡本充功(立憲)□

長坂康正(自民)■☆

 

10区

江崎鐵磨(自民)○
藤原規眞(立憲)△

今村洋史(無所属)▲
杉本和巳(維新)▲☆
板倉正文(共産)▲
安井美沙子(れいわ)▲☆

 

11区

古本伸一郎(無所属)◎

鈴木雅博(自民)△
本多信弘(共産)▲

 

古本伸一郎は立憲にカウント

 

12区

重徳和彦(立憲)◎
青山周平(自民)▲☆

 

13区

大西健介(立憲)◎
石井拓(自民)△

 

14区

今枝宗一郎(自民)○
田中克典(立憲)△
安間寛子(共産)▲

 

15区

根本幸典(自民)□
関健一郎(立憲)■

菅谷竜(れいわ)▲☆

 

 

岐阜県

1区

野田聖子(自民)◎
川本慧佑(立憲)▲
山越徹(共産)◇

 

2区

棚橋泰文(自民)◎
大谷由里子(国民)▲☆
三尾圭司(共産)▲

 

3区

武藤容治(自民)○
阪口直人(立憲)△

 

4区

金子俊平(自民)○
今井雅人(立憲)△
佐伯哲也(維新)▲

 

5区

古屋圭司(自民)◎
小関祥子(共産)▲

 

三重県

1区 

田村憲久(自民)○
松田直久(立憲)△☆

 

2区 

中川正春(立憲)◎
川崎二郎(自民)△

 

3区

岡田克也(立憲)◎

自民候補(自民)▲

 

4区

三ツ矢憲生(自民)◎
中川民英(共産)▲

 

衆院選北陸信越選挙区・比例の情勢と議席・当選予測~選挙区比例共に与野党は互角の情勢か?

衆院選北陸信越選挙区の情勢と予測(4/6更新)

北陸信越地域ではいくつか民主系から自民へ移った議員が何人かいるため、野党共闘してもそこまで伸びないと思います。それでも長野ではほぼ全域、石川3区では立憲議員が選挙区当選する可能性が出てくるなど多少は伸びるでしょう。

 

自民は北陸3県や新潟地方中心部に選挙区で議席確保する予測です。立憲の伸び次第では比例区で最大6議席獲得するでしょう。

 

比例枠では自民5立憲2公明1共産1議席獲得が濃厚です。残り2枠を自民6議席目か、立憲3議席目か、維新が議席獲得するかとなっています。

 

今回も与野党激戦区で共産候補を下ろした前提で行います。

 

比例北陸信越議席予測

自民5~5~6
立憲2~3~3
公明1~1~2 
共産0~1~1
維新0~1~1

国民0~0~1

れいわ0~0~1

 

北陸信越選挙区獲得議席予測

自民11

立憲8

 

衆院選北陸信越議席獲得予測

自民16

立憲11

公明1

共産1

維新1

 

 

選挙区当選予測

◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利
◇供託金没収の可能席あり(得票率10%以下だと比例復活できない)
◆供託金没収濃厚
☆比例復活の可能性あり

 

 

長野県
1区

篠原孝(立憲)◎
若林健太(自民)▲

 

2区

下条みつ(立憲)○
務台俊介(自民)△☆
手塚大輔(維新)▲☆

 

3区

井出庸生(自民・元希望)○

?(立憲?)△

 

4区

後藤茂之(自民)◎

長瀬由希子(共産)▲

 

5区

曽我逸郎(立憲)□

宮下一郎(自民)■
 

 

新潟県

1区 

西村智奈美(立憲)◎
塚田一郎(自民)△
石崎徹(元自民)▲

 

2区

鷲尾英一郎(自民・元希望)□

細田健一(自民)■☆
高倉栄(国民)△
平あや子(共産)▲

 

3区 

黒岩宇洋(立憲)○
斎藤洋明(自民)△☆

 

4区

菊田真紀子(立憲)○
国定勇人(自民)△

 

5区(元新潟県知事対決)

泉田裕彦(自民)○
米山隆一(無所属)△

 

6区 

梅谷守(立憲)□
高鳥修一(自民)■☆

 

富山県

1区

田畑裕明(自民)◎
西尾政英(立憲)▲
吉田豊史(維新)▲☆
青山了介(共産)◇

山登志浩(社民)◆

 

2区

宮腰光寛(自民)◎

?(立憲?)▲

 

3区

橘慶一郎(自民) 小4 自民
坂本洋史(共産) 新人 共産

 

石川県

1区

馳浩(自民)◎
荒井淳志(立憲)▲
亀田良典(共産)▲

 

2区

佐々木紀(自民)◎
坂本浩(共産)▲

 

3区 

近藤和也(立憲)□
西田昭二(自民)■

 

福井県

1区

稲田朋美(自民)◎
野田富久(立憲)▲
金元幸枝(共産)◇

 

2区

高木毅(自民)◎
斉木武志(立憲)▲☆

 

2022年参院選に向けてNHK党・立花考志氏の諸派党構想は戦略的には正しい理由

 

2021年3月26日にNHK党の立花党首は2022年参院選に向けて多くの泡沫政党やワンイシュー党が統一名簿を組んで諸派党にする構想を打ち立てました。当初は2025年参院選の予定でしたが、前倒しとなりました。

 

結論から言うと諸派党構想は打率の高い戦略です。その理由を述べます。

 

泡沫政党支持層は国政選挙で毎回125万票前後は取れている傾向。しかし、

実は毎回泡沫政党支持層には毎回125万票流れている傾向です。2019年参院選では泡沫政党に投票し続ける人がNHK党に流れたため、当選しました。

 

しかし、同時に複数擁立されると票が分散されやすい傾向です。2020年都知事選ではNHK党の立花考志が得票率約1%くらいと低迷しました。他の泡沫候補に流れたのが要因でした。

 

泡沫政党一覧(幸福実現党は省く)

NHK党(2019年に国政政党進出)

安楽死党、支持政党なし(国政選挙で擁立経験あり)

・スマイル党(マック赤坂が創設し、込山洋が率いている)

国民主権党(平塚正幸が創設し、反マスクと反ワクチンを訴える)

・後藤輝樹 

など

 

2022年参院選諸派党構想が実現したら1議席は取れる見込み

結論からいうと125議席前後は見込めるため、参院選比例で1議席取れるでしょう。 

 

ただ、当選するとしたら丸山穂高衆議院議員参議院に転身したときか、みんなの党創設者の渡邊喜美参議院議員が当選することが濃厚でしょうか。

宝塚市長選挙情勢と予測

中川智子宝塚市政の是非と兵庫県知事選の占い

中川智子宝塚市長は3期12年で任期満了で退任します。中川市長は元宝塚の女優であり、社民党国会議員を務めました。。最近では就職氷河期世代を公務員として雇用したり、コロナで給料をカットしたとか。

 

その中川市政の是非が問われることとなります。自民と維新が対抗馬をぶつけます。

 

特に維新は兵庫県野党第一党の強さを誇るため、宝塚市長選を気に兵庫県知事選で維新候補を当選させることを狙っています。

 

当選の鍵は消極的自公支持層

中川市長は元社民党ですが、元宝塚の女優で選挙では野党支持層だけでなく、自公支持層の2割を確保して当選しました。本来なら自公が優勢ですが、自公支持層を確保し続けたため、当選し続けました。

 

兵庫県宝塚市では自公は他地域よりそこまで強くなく、維新もそこそこ力がある地域です。

 

得票率予測

参考

2019参院選比例得票数

自民公明37100(39.1%)

立国共れ社32100(33.83%)

維新23000(24.23%)

その他2700(2.84%)

 

宝塚市長選挙得票率予測

山崎晴恵(中川市長後継)(34~41.01%)

森脇保仁(自民推薦)(29.03~37%)

門隆志(維新推薦)(27.17~35%)

末永弥生3%(2.73%)

 

前市長後継の山崎晴恵氏が若干優勢だが、誰が当選するかは流れ次第

正直言いますと、現職の後継というのもあってか山崎晴恵氏が優勢だと推測します。

 

ただ、果たして前市長のように自公支持層を呼び込めるかといえば疑問がありますし、コロナ対応で吉村大阪府知事の露出が増えて維新が再び支持率が上がって維新候補が当選することも考えられます。

 

つまり、情勢次第です。

 

 

衆院選東京選挙区・比例の情勢と議席・当選予測~野党候補乱立が多い首都東京でどうなるか?

衆院選東京選挙区の情勢と予測(4/3更新)

東京都の激戦区では立憲・国民と共産との候補者調整が3、8、10、11、13、14、15、16、23、24と乱立しております。

 

維新は1、2 、5、8、9、10、11、12、14、15、17、21区と約半数を擁立しました。れいわは2、5、7、8、10、22区を擁立しました。

 

そのため大都会東京の割には自民が選挙区を制する箇所は増えるでしょう。つまり首都圏進出を狙っている維新の擁立で立憲が勝つのが困難になることにより、比例票集めで共産やれいわも擁立することで自民が有利な状況となっています。

 

共産との候補者調整次第では立憲は予測より2議席、国民も運が良ければ1議席増える可能性があります。

 

自民は選挙区に立候補した人のほとんどは比例復活含めて当選するでしょう。公明と共産、維新は比例で各2議席ずつ、れいわは1議席獲得する予測です。

 

今回は与野党激戦区で共産候補を下ろした前提で行います。ただ、激戦区でも維新寄りの民主系議員がいる場合は共産候補が擁立した前提で行います。

 

比例東京議席予測

自民5~6~6
立憲3~4~5
公明1~2~2 
共産1~2~2
維新1~2~2 

れいわ1~1~2

国民0~0~1(山尾しおりが比例単独1位)

 

東京選挙区獲得議席予測

自民15

立憲8

公明1

国民1

 

衆院選東京都議席獲得予測

自民22

立憲12

公明3

共産2

維新2

れいわ1

 

選挙区当選予測

◎優勢
○やや優勢
□若干優勢だが、互角
■若干不利だが、互角
△やや不利
▲不利
◇供託金没収の可能席あり(得票率10%以下だと比例復活できない)
◆供託金没収濃厚
☆比例復活の可能性あり

 

東京都

東京1区 

海江田万里(立憲)○
山田美樹(自民)△☆
小野泰輔(維新)▲☆

 

東京2区
辻清人(自民)○
松尾明弘(立憲)△☆
木内孝胤(維新)▲☆

細野真理(共産)▲
北村造(れいわ)▲☆

 

 

東京3区(共産候補が下りると立憲が勝つが、候補者的に下りるはずがない)
石原宏高(自民)○
松原仁(立憲)□☆
香西克介(共産)

 

東京4区
平将明(自民)◎
井戸正枝(立憲)▲
谷川智行(共産)▲

 

東京5区
若宮健嗣(自民)○
手塚仁雄(立憲)△
田淵正文(維新)▲☆
中村美香子(れいわ)▲☆

 

東京6区
落合貴之(立憲)○
越智隆雄(自民)△☆

 

東京7区
長妻昭(立憲)◎
松本文明(自民)△☆
高橋阿斗(れいわ)▲☆

 

東京8区
石原伸晃(自民)○
吉田晴美(立憲)△
笠谷圭司(維新)▲
上保匡勇(共産)◇
辻村千尋(れいわ)◇

野党候補が一本化すれば、接戦にはなる。が、維新が擁立すると考えると現職有利

 

東京9区

菅原一秀(自民)□
山岸一生(立憲)■☆
南純(維新)▲

菅原一秀氏の不祥事があり、激戦の予測

 

東京10区
鈴木隼人(自民)○
鈴木庸介(立憲)□☆

林智興(維新)▲

杉江真紀(共産)◇

渡辺照子(れいわ)◇☆
樽井良和(国民)◆

 

東京11区
下村博文(自民)○
阿久津幸彦(立憲)△☆
前田順一郎(維新)▲
西之原修斗(共産)▲

 

東京12区
岡本三成(公明)◎
池内沙織(共産)▲☆
阿部司(維新)▲☆

 

東京13区
鴨下一郎(自民)◎
北條智彦(立憲)▲
沢田真吾(共産)▲

 

東京14区
松島みどり(自民)○
木村剛司(立憲)△
西村恵美(維新)▲
伊藤大気(共産)▲

 

東京15区
柿沢未途(立憲)○
自民候補(自民)□
秋元司(元自民)▲
金澤結衣(維新)▲

 

柿沢未途氏は立憲候補としてカウントするが、実際は無所属

 

東京16区
大西英男(自民)□
水野素子(立憲)■
中津川博郷(元維新)▲◇

 

東京17区
平沢勝栄(自民)◎
円より子(国民)▲
猪口幸子(維新)▲
新井杉生(共産)▲

 

 

東京18区
菅直人(立憲)□
長島昭久(自民)■☆

正直言うと結果は読めない

 

東京19区
末松義規(立憲)○
松本洋平(自民)△☆

 

東京20区
木原誠二(自民)○
宮本徹(共産)△☆

 

東京21区
小田原潔(自民)○
大河原雅子(立憲)△☆
竹田光明(維新)▲

 

東京22区 
山花郁夫(立憲)□

伊藤達也(自民)■☆
櫛渕万里(れいわ)▲☆

 

東京23区 
伊藤俊輔(立憲)○
小倉將信(自民)▲☆

 

東京24区

佐藤由美(国民)□

萩生田光一(自民)■

 

共産党が候補者を下ろせば勝てるが、国民候補相手にできるかは未知数

 

東京25区
井上信治(自民)○
島田幸成(立憲)△