零ノ至港

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参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選の情勢と予測(4/18現在)

参議院長野・広島補選、衆議院北海道2区のトリプル補選

参議院長野では立憲の羽田雄一郎議員が新型コロナウイルス感染で亡くなり、参議院広島では河井杏里が選挙運動買収の罪で失職、衆議院北海道2区は吉川元が緊急事態宣言下で深夜の会食をしたため、辞職しました。

 

今回のトリプル選挙が今後の動向が左右されます。今のところは野党共闘勢力が3選全勝する勢いです。

 

立憲候補が勝ちましたら、次期衆院選に向けて勢いが変わりそうです。

特に自公強豪地域である広島で立憲候補が勝ちましたら、共産候補者が下ろされることや自民支持層の一部が立憲候補者へ票が流れることで次期衆院選で影響しそうです。

 

自民は北海道2区で擁立せず、不戦敗です。広島で勝ちましたら、菅政権の求心力は維持されますが、全敗したら菅義偉首相が在任1年で交代させられ、新しい首相の元で衆院選の可能性が高まります。今のところ全敗が濃厚ですし、全敗しても菅政権が続投される可能性もあります。

 

維新は北海道2区に擁立しています。兵庫県宝塚市長選挙ではあと一歩で当選に近づくほど予想以上に伸びたため、ここでもどれくらい得票率になるかです。得票率次第では維新は比例北海道ブロックで1議席獲得、伸び次第では大阪関西政党から再び全国規模政党に返り咲く可能性があります。

 

前回予想しましたが、情勢変動により予測に変更があります。

https://manahisataya.hatenablog.com/entry/2021/04/07/194843

 

選挙当選予測

◎優勢
○やや優勢
△やや不利
▲不利

 

参議院長野

羽田次郎(立憲共産国民社民推薦)
57%◎
小松祐(自民公明推薦)
40%△
神谷幸太郎(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院広島

宮口治子(立憲共産国民社民推薦)
51%○

西田英範(自民公明推薦)
46%△
山本貴(NHK党推薦)
3%▲

 

衆議院北海道2区

松木謙公(立憲共産国民社民推薦)
44%◎
鶴羽佳子(無所属だが、実質自民推薦)
14%▲

長友隆典(無所属)

14%▲
山崎泉(維新・新党大地推薦)
13%▲

小林悟(無所属)

5%▲
斎藤忠行(NHK党推薦)
3%▲

 

参議院長野:野党系が強い羽田王国
すべての地域で優勢

長野県はかつて自民党に在籍した羽田孜自民党から離党し、1994年に首相になった実績があります。自公得票率は40%前後と与党が強くない地域であります。

 

そのため長野は元々自公が勝つのはかなり厳しいです。結果を覆すとしたら野党支持層の約2割をとらないといけません。しかし羽田次郎候補は支持層を固めています。

 

長野県の世論調査では自民29%より立憲34%と支持率が高く、とある情勢ではすべてにおいて羽田氏が優勢とのことです。

 

 

参議院広島:河合夫妻の影響で自民支持層から野党候補へ流出が起こるか

基本的には自民候補が優勢です。広島県の自公得票率は55%前後です。

 

しかし、河合夫妻による判決での逆風で自民支持層の2割くらいは野党統一候補へ流出するでしょう。さらに情勢調査では野党候補がかなり優勢のため、もしかしたら予測より高い得票率をとるかもしれません。

 

参院選広島の結果次第では衆院選広島にも影響を及ぼし、全地域自民独占から野党候補優勢地域は増えるでしょう。

 

衆議院北海道2区:立憲候補当選濃厚。自公支持層はどの候補へ流れるか?

足し算理論で行えば、基本的に立憲候補が勝ちます。なぜなら共産候補が降りていますので勝つ可能性が高いです。

 

自民公明は候補者を擁立していないため、不戦敗となります。ただ、2人の無所属候補に自主支援が起きているようです。また、自民支持層から立憲と維新候補に流れる可能性もあります。