2021年7月1日現在の新型コロナウイルス感染状況予測
6月1日予測→現在→7月1日予測
全世界
感染者数1.73億人→1.71億人→1.85億人
死者数361万人→357万人→385万人
(新型コロナウイルスワクチン)
接種率10.5%→11%→15%
2回目6.5%→5.8%→9%
アメリカ
感染者3450万人→3400万人→3500万人
死者数61万人→60.5万人→62万人
接種率60%→51.5%→58%
2回目37%→42%→51%
実質的な集団免疫達成?
インド
感染者数2750万人→2810万人→3100万人
死者数33万人→33万人→42万人
接種率16%→12%→21%
2回目5%→3.3%→9%
ブラジル
感染者数1600万人→1650万人→1850万人
死者数47万人→46.5万人→52万人
接種率25%→22.3%→32%
2回目8%→11%→17%
フランス
感染者数610万人→570万人→600万人
死者数11.6万人→11万人→11.3万人
接種率30%→38.2%→55%
2回目16%→17%→32%
トルコ
感染者数550万人→525万人→550万人
死者数3.8万人→4万人→5万人
接種率23%→20.5%→25%
2回目18%→15.5%→20%
ロシア
感染者数505万人→507万人→530万人
死者数10.5万人→10.7万人→11.5万人
超過死者数はメキシコ並み
接種率15%→12%→16%
2回目11%→8.5%→12.5%
イギリス
感染者数450万人→448万人→468万人
死者数12.8万人→12.8万人→12.85万人
接種率55%→59%→66%
2回目15%→39%→54%
実質的な集団免疫達成?
イタリア
感染者数425万人→422万人→430万人
死者数12.6万人→12.6万人→13万人
接種率30%→39%→51%
2回目12%→20.5%→33%
ドイツ
感染者数380万人→368万人→385万人
死者数8.8万人→8.9万人→9.3万人
接種率37%→43.5%→53%
2回目13%→17.6%→30%
スペイン
感染者数370万人→365万人→380万人
死者数7.7万人→7.8万人→8.5万人
接種率42%→40%→53%
2回目12%→20%→35%
なかなか更新されないため実態は不明
アルゼンチン
感染者数340万人→375万人→410万人
死者数7.1万人→7.8万人→8.6万人
接種率28%→21%→28%
2回目3%→6.8%→13%
コロンビア
感染者数320万人→340万人→370万人
死者数8万人→8.9万人→10.2万人
接種率9.5%→11.2%→18%
2回目6.5%→7%→10%
イラン
感染者数300万人→290万人→320万人
死者数8万人→8万人→8.3万人
接種率4.3%→4.3%→8.5%
2回目0%→0.6%→3%
感染者数280万人→287万人→290万人
死者数7.5万人→7.5万人→7.9万人
接種率38%→36%→47%
2回目12%→17%→29%
メキシコ
感染者数238万人→244万人→251万人
死者数22万人→22.3万人→23万人
接種率12%→16.6%→22.1%
2回目9%→10%→15%
感染者数220万人→230万人→242万人
死者数5万人→5.3万人→5.7万人
接種率3%→2.3%→4%
2回目1%→0.5%→2%
感染者数173万人→168万人→170万人
死者数3.1万人→3.03万人→3.08万人
チェコ国民7人に1人は新型コロナウイルス感染経験あり。国民コロナ死率0.25%超え
接種率32%→35.7%→45%
2回目13%→13.5%→20%
感染者数155万人→165万人→200万人
死者数5.4万人→5.6万人→6.3万人
接種率2%→1.4%→3%
2回目2%→0.8%→1%
ペルー
感染者数167万人→195万人→208万人
死者数5.6万人→6.8万人→7.7万人
接種率3.2%→7.5%→13.5%
2回目2.5%→3.7%→7%
感染者数190万人→180万人→190万人
死者数5.1万人→5万人→5.3万
接種率9%→6%→12%
2回目6%→3.8%→6%
オランダ
感染者数167万人→169万人→175万人
死者数1.83万人→1.76万人→1.8万人
接種率45%→35%→44%
2回目11%→12%→21%
チリ
感染者数130万人→138万人→153万人
死者数2.9万人→2.94万人→3.05万人
接種率53%→53%→60%
2回目42%→42%→51%
ベルギー
感染者数117万人→106万人→110万人
死者数2.5万人→2.5万人→2.55万人
接種率41%→41%→50%
2回目17%→17%→26%
感染者数83.85万人→83.9万人→84.03万人
死者数6400人→6400人→6450人
接種率65%→60.2%→60.5%
2回目56%→56.4%→59%
1日平均150人感染、4人死者数
実質的な集団免疫達成?
感染者数97万人→93万人→98万人
死者数2万人→2.1万人→2.3万人
接種率1.3%→2.6%→6%
2回目0%→0.7%→3%
感染者数112万人→109万人→115万人
死者数1.46万人→1.45万人→1.5万人
接種率30%→37%→46%
2回目9%→13%→17%
フィリピン
感染者数120万人→123万人→130万人
死者数2万人→2.1万人→2.3万人
接種率4%→3.9%→8.5%
2回目2%→1.2%→4.2%
感染者者82万人→79.5万人→82万人
死者数1.35万人→1.25万人→1.3万人
接種率6%→3.6%→10%
2回目4%→3.2%→3.5%
マレーシア
感染者数50万人→52万人→58万人
死者数1700人→2700人→3600人
接種率5.5%→5.8%→9%
2回目3.5%→3.8%→7%
エジプト
感染者数26万人→26万人→30万人
死者数1.45万人→1.51万人→1.64万人
接種率2.5%→2.1%→4.6%
2回目0.8%→0.4%→1.2%
韓国
感染者数14万人→14.1万人→16.2万人
死者数2000人→1970人→2200人
接種率10%→7.4%→13.4%
2回目3%→5%→6%
中国
感染者数9.1万人→9.1万人→9.14万人
死者数4636人→4636人→4636人
接種率19%→43%→75%
2回目?
オーストラリア
感染者数3.03万人→3.01万人→3.05万人
死者数909人→910人→910人
接種率17%→16.6%→26.2%
2回目?
日本
感染者数70万人→75万人→81万人
死者数1.2万人→1.3万人→1.6万人
接種率3.5%→6.8%→14.2%
2回目1.6%→3.3%→7%
現在→7月1日予測のコロナ各国状況ランキング
感染者数ワースト
アメリカ
インド
ブラジル
トルコ
フランス
ロシア
イギリス
イタリア
スペイン→ドイツ
ドイツ→スペイン
死者数
アメリカ
ブラジル
インド
メキシコ
イギリス
イタリア
フランス
ロシア
ドイツ→コロンビア
コロンビア→アルゼンチン
今後の長期予測
感染者数3000万人~
該当国:アメリカ
いずれなるであろう国
インド→6月
ブラジル→10月
感染者数1000万人~2999万人
該当国:インド、ブラジル
死者数50万人~
該当国:アメリカ
いずれなるであろう国
ブラジル→6月
インド→7月
死者数30万人~49.9万人
該当国:インド・ブラジル(メキシコ?)
いずれなるであろう国
メキシコ→9月中
死者数10万人~29.9万人
該当国:ブラジル、インド、メキシコ、イギリス、イタリア・フランス・ロシア
いずれなるであろう国
コロンビア・アルゼンチン→7月
全世界での感染状況
2021年5月は東南アジア、エジプト、南米一部などを除けば感染者数は減少傾向になりました。しかし、インドからの変異株が流行っており、イギリスからの変異株より1.5倍、従来より2.25倍感染力が強いとのことです。これまで抑えこんだアジア諸国で感染が急増しています。
ワクチン接種については加速しており、ワクチン接種率が50%を超えたアメリカやイギリス、イスラエルなどは実質的な集団免疫達成となりました。
しかし、ワクチンを拒否している人や2回目のワクチン接種を行わない人は一定数存在しております。コロナ変異種はワクチン1回目は大きな効果が出ませんが、2回目を接種すると従来のコロナも変異種も90%以上防げるデータがあります。なのでコロナ終息条件はワクチン2回接種率80%が条件となります。また、ワクチン接種してもしばらくはマスク着用が必要とのことです。
変異種のほぼすべて免疫を確保できるワクチン2回接種が完了する時期は2022年中でしょう。コロナ騒動が完全終息するのは2023年頃になりそうです。
アメリカ合衆国
アメリカはワクチン接種効果で感染者数と死者数が減少傾向です。今後経済活動が進み、日常を取り戻せるでしょう。
しかし、若者(感染リスクが低いから)と共和党支持者(政府からの命令に抵抗感)、陰謀論者(ワクチンにマイクロチップが入って5Gで制御すると主張)中心にワクチン接種が進まず、コロナ終息に必要なワクチン接種率8割は厳しい道となりそうです。毒性が強い変異種が主流となっているため、まだ懸念は残ります。
ロサンゼルスでは7月に集団免疫確保する予測となっています。ニューヨークではコロナによる規制をすべて撤廃し、屋外でのマスク着用の必要がなくなりました。しかしライブやショッピングモールなどでは引き続きマスク着用義務は続くそうです。
北中米
北中米全体でも感染者数は減少傾向です。あとはワクチン接種で集団免疫を実現させるのみです。
しかしカリブ海中心に感染爆発している傾向です。またワクチン接種はそこまで進んでおらず、中国製ワクチンに懐疑的な人が多いようです。
南米
南米では全体的に感染被害が高水準にあります。ブラジルは感染者数は変わっていませんが、死者数は減少傾向です。しかし、アルゼンチンとコロンビア、ウルグアイは落ち着きません。
ワクチン接種については地域差がありますが、6月からは感染被害減少すると思います。また、南米ではコロナ致死率が改善されておらず、医療に問題があるかウイルスが強いかのどれかです。しかし、中国製ワクチンに懐疑的な人は一定数いるため、西側諸国のワクチンがないと厳しいでしょう。
欧州
欧州全体では感染減少傾向です。しかし、コロナ死者数割合では日本よりは高いため、引き続きワクチン接種が求められます。
イギリスはワクチン接種率が6割を超え、致死率が2%から0.5%に低下しました。他の欧州諸国も進んでいますが、ワクチンそのものに懐疑的な人は3割くらいいるようです。欧州も集団免疫に向けてかなり厳しくなると思います。
特にウクライナなどの東欧諸国やロシアではワクチンの副作用への懸念が高い国民が多い傾向です。今後も東西格差が広がるのでしょうか。
ただ、イギリスでインドからの変異株で感染者数が再び増加傾向となりました。果たしてどうなるか。
中東・アフリカ
トルコやイランでも高水準での感染となっておりますが、今は減少傾向で収束に向かうでしょう。
中東やアフリカはワクチン普及が遅いため、今後何度か感染再拡大が起こると思います。既に南アフリカでは第3波の予兆が出ているため、医療崩壊に注意です。
ワクチン接種ではアフリカで懐疑的な人の割合がかなり高いです。タンザニアではコロナワクチンそのものが禁止されているほどです。
インド
インドは5月上旬から感染者数が減少傾向となっています。しかし依然高水準であり、コロナ死者数がなかなか減りません。
このままいくと6月には3000万人を超える感染者と40万人を超える死者が出る勢いです。またワクチン接種では供給不足の影響で遅れているようです。
さらにムコール症という致死率50%の疫病が流行しているようで、累計1万人感染しました。ステロイド剤でコロナ患者に治療したことが要因のようで、コロナ患者や回復者に感染しているようです。
アジア・太平洋
アジア太平洋地域では台湾と東南アジア中心に感染者が急増しております。今まで押さえ込んだ方ですが、ここで過去最大の急増となります。
ワクチンについてはようやく接種が加速しました。しかし、モンゴルを除けば他国と比べると遅れており、接種加速が課題となります。
日本
5月は関西では感染者数が減りましたが、北海道、関東、東海、九州中心に感染者数が増えた影響で過去最大の被害を受けています。
重症者数も急増し、各地で医療崩壊が相次ぎました。感染者数が減ったとはいえ入院率が低いままでは医療崩壊です。そのため緊急事態宣言解除は6月後半から7月上旬となり、まん防は五輪から8月中頃まで続きそうです。
ワクチン接種については4月よりは増えましたが、目標の1日100万回接種には届いていません。5月後半から大規模接種が開始しますが、7月になる頃は8人に1人は接種される状況となるでしょう。