零ノ至港

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維新・松井一郎大阪市長支持=大阪都構想支持ではない

11月1日に大阪都構想による住民投票大阪市内で行われます。簡単に言えば大阪市を廃止して大阪特別区に移行させることに賛成か反対かを問う選挙です。

ただ維新の市長を支持しているから都構想賛成とは限りません。

 

参議院比例大阪市得票数・得票率

維新38.64万票 37.1%

国民2.05万票2%

 

自民20.76万票 19.9%

公明17万票16.3%

 

共産10.2万票9.8%

立憲7.87万票7.6%

れいわ4.27万票4.1%

N国1.54万票1.5%

社民系1.05万票1%

その他0.7万票0.7%

 

2019参院選比例合計104.1万票

 

大阪市長選挙得票数・得票率

維新松井一郎 66.1万票 58.1%

無所属柳本顕 47.6万票 41.9%

 

2019大阪市長選合計113.6万票

 

松井一郎大阪市長は維新・国民支持層だけでなく、自民・立憲支持層の半数の支持を得て当選した

大阪市長選挙では維新vsそれ以外の選挙でした。支持率だけで見たら維新は不利に見えます。しかし結果は維新が勝ちました。

単純に他政党支持層から票を獲得したからです。

国政では自民などを支持でも大阪限定なら維新支持の人が多いですね。

 

2015年都構想で否決された理由

2014年衆院選

2014年衆院選比例得票数・得票率は

維新33.13万票 33.5%

次世代1.94万票 2%

 

自民23万票 23%

公明18.3万票18%

 

共産14.04万票14%

民主6.55万票6.5%       

生活1.18万票1%

社民系1.28万票1%

その他0.37万票0.5% 

 

合計101.5万票

 

自民が二つに割れて都構想賛成が46.9万票、反対派が54.6万票と考えるとすれば都構想反対派がやや有利と言う形です。 

 

実際は投票に行っていない層が都構想賛成に入れたと考えられます。当時は維新より自公民共の方が強い状態でした。

賛成が49.62%、反対が50.38%と考えると民主に賛成いたかもしれません。

 

2014衆院選比例合計101.74万票

 

 

現段階では都構想賛成がやや有利

世論調査では反対派の割合はたしかに増えています。それは反対の割合が表面化しているのであってそこまでの影響はないでしょう。

 

維新+国民支持層は賛成に動き、39%は確保。自民支持層は半数が賛成しているため10%確保。でさらに反対していた公明が賛成に回ったため、世論調査的に公明支持層から3割とれるようになります。大体5%くらいです。

このままいくと54:46で可決される公算があります。公明票で賛成派がやや有利になる形ですね。

 

ただ世論調査では反対の割合は増えており、投票率が高くなるので最後まではわかりません。

 

 

 

自民党では菅内閣の支持率が一段落し、年内の衆議院解散の可能性は低くなりました。

立憲は国民議員の大半を吸収。維新は一時期上がった支持率は元に戻りつつある感じです。

さて、得票率と衆院選の予測をしていきます。

 

    選挙区 比例  合計

自民 170  71    241

立憲   89  37    126

維新  12   21     33

公明    8   24     32

共産    1   13

国民系8     3

れいわ0     6

社民    1     1

 

⚠️国民系には国民民主議員と無所属議員を含めています。無所属入れた理由は国民寄りだからです。