藤井聡の大大阪構想とは？
京都大学の藤井聡教授は大阪都構想に反対しています。変わりに大大阪構想を掲げてインフラ整備を東京並みに充実すべきと主張しています。
藤井聡って誰？
藤井聡は京都大学教授で第二次安倍政権では内閣官房参与を務めました(のちに消費税を巡る対立で辞任)。
本来は土木の学者ですが、なぜか政治や経済、行政、コロナ対策などでも専門家に近い発言をしています。安倍・菅政権を緊縮と批判し、コロナでは過剰な自粛に反対している模様。
ネットでは土木の人でありながらも消費税廃止や財政出動、日本は財政破綻しないと唱えていることで一定の支持層はある模様です。
土木の専門家とあってかとにかく災害対策のための堤防や全国に新幹線を作るなどインフラ整備で経済成長させると主張しています。
藤井聡と橋下徹・維新は仲が悪い
藤井聡と維新は仲が悪く、維新は藤井が所属している京土会(京都大学出身の土木関係者)を箱物行政を行ったらと批判など政策面では対立。
それだけでなく、藤井本人がヘドロ発言したことにより橋下徹が「藤井ちょび髭」と罵倒。維新支持者は藤井を「反維新のためのデマ吐き」「ヘドロ藤井恥教授」「土建屋」と罵倒しています。
新大阪から関空経由で四国に新幹線延伸を主張
さて本題に入りますが、大阪再生のためには北陸新幹線延伸して関西空港や淡路島、四国に延伸すべきとのことです。
財源は建設国債でしょうか？
新大阪から関空に駅を設置することでインバウンド効果、関空から四国へのアクセスで大阪を活性化させるそうです。
東京には東海・東北・北陸・上越・リニアがあります。大阪はいずれは東海・山陽に加えて北陸・リニアが加わります。さらに四国も加えて東京並みのインフラを整えようとしているのではと思います。
そして山陽新幹線の代替ルートとして四国から九州まで延伸させるでしょう。
友ヶ島で防波堤？
藤井聡は和歌山と淡路島の間にある友ヶ島に防波堤を作るべきと主張しています。
理由としては防波堤を作れば南海トラフ地震で大阪への津波を最小限に抑えられるからだそうです。
津波の被害を抑えるためにはやらないよりやった方がマシでしょう。
大阪地域の開発～維新と被るような
大大阪構想では新大阪・うめきた総合開発を主張していますが、既に維新が行っています。大阪駅北口に広大な森と高層ビルを作って付加価値を上げるようです。
ニューヨークのマンハッタンとか。
あと大阪湾ベイエリアや統合型リゾートは維新の大阪万博やIR誘致にあたります。藤井聡先生本人はカジノに反対っぽいなのでそれに変わる何らかを作るのではと思います。
