2050年までに建設して開通すべき新幹線・リニア一覧
2050年までに建設して開通すべき新幹線・リニア一覧
リニア常磐新幹線(品川~仙台)
高松新幹線(岡山~高松)
松山新幹線(丸亀~松山)
山陰新幹線(小浜・京都~鳥取)
大分新幹線(小倉~大分)
北海道新幹線(函館~札幌)
北海道新幹線の札幌延伸は早くて2031年となります。この頃になるとコロナは完全に収まっていますが、旅客を取り戻せるかと言えば厳しいです。それでも函館~札幌間は1日2万人の旅客を見込める予測となっているため、採算は取れるでしょう。
より経営向上を目指すなら首都圏との所要時間を減らすことが鍵となります。既に高速化工事は行われており、時速400km/h営業を目指しています。リニア常磐新幹線があればベストです。
リニア常磐新幹線(品川~仙台)
構想としては品川駅を始発にして船橋・成田・水戸・いわき・南相馬を通過駅とし、仙台まで結びます。
理由は新幹線東京~大宮間の過密ダイヤ解消が挙げられます。東京~大宮間は1時間10本以上通過するため、万が一乱れたら北陸・東北・上越に大きな影響を及ぼします。リスクの分散が主な理由です。
もう1つは北海道・東北新幹線の経営向上のためです。品川駅からリニアを通して札幌まで行くと所要時間が4~4時間半となります。つまり年間1000万人が利用している首都圏~札幌間を航空との競争で有利に進めるためです。
東海や近畿地域でもアクセスが向上します。名古屋からは東北圏すべてと函館が新幹線移動圏内となり、大阪からは仙台まで約2時間で着くようになります。
北陸新幹線(上越妙高~長岡)
新潟県は首都圏とは新幹線一本で結ばれますが、北陸地域や関西はこのままいくと新幹線で繋ぐことができなくなります。その結果、新潟~関西間の鉄道航空シェアは5割に留まっています。
仮に新幹線で繋ぐようになると大阪から新潟までの所要時間は3時間となります。北陸地域でも車から新幹線へシフトする人が現れるでしょう。
リニア中央新幹線
現在は品川~名古屋間を建設中です。2027年開業の予定ですが、工事の遅れの影響で2030年前後になりそうです。名古屋~新大阪間も遅れて2040年代半ばに開業となりそうです。
現在、東海道新幹線の老朽化と東京~名古屋間で年間1億人の利用での過密解消のために建設されています。実現すれば品川~名古屋を45分、名古屋~新大阪間を25分で結びます。また、東京~博多間は4時間以内と山陽新幹線や四国路線にも影響を及ぼしそうです。
高松新幹線
岡山~高松間に建設する高松新幹線は特急だけで1日1万人以上利用しています。実現したら1日1.5万人前後の利用は見込めそうです。利用者の多くは関西圏からとなります。
東京から高松までは約2時間40分、徳島までは4時間以内に着く範囲です。徳島行きは特急に任せても問題ありません。
松山新幹線
私の構想では岡山から丸亀を経て琴平へ南下し、観音寺・四国中央・西条で直線に松山まで結ぶことを構想しています。利用者の多くは関西圏からとなります。1日2万人の利用を想定しています。東京からは3時間で到着できる距離となるでしょう。
ちなみに琴平に駅を置く理由は東京から高知まで4時間以内に着くために無理矢理設置する考えです。
山陰新幹線(小浜・京都~鳥取)
山陰新幹線は鳥取以西を結ぶと在来線分離問題やコストや期間云々の理由や、首都圏から山陰全体の鉄道航空シェア争いは鳥取までの新幹線で十分戦えるからです。
仮に鳥取まで開通したら東京から鳥取まで最速で約2時間半、米子が3時間半、松江まで3時間50分、出雲まで4時間15分くらいです。
出雲以西の山陰地域はこれといってありません。すみません。
それに国内観光客の1/3が山陰、1/3が関西です。
長崎新幹線
現在建設中の長崎新幹線は2020年代半ばに暫定改行する予定です。佐賀県と長崎県との対立で鳥栖~武雄温泉は在来線特急活用で武雄温泉から長崎までは新幹線で走るからです。
採算自体はとれますが、佐賀県と長崎県との対立は避けたいところです。
大分新幹線
大分新幹線は小倉・中津・別府・大分に停車駅を置く構想です。実現すれば東京からは4時間、大阪からは2時間半の所要時間を見込めます。既に特急が走っております。
利用者数は推定1.5万人前後を見込んでいます。